2014年4月アーカイブ

Education Labについて

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Class of 2014のMSです。Kelloggには多くのExperimental Learningの機会がありますが、今回は私が冬学期から参加しているEducation Consulting Lab (E-lab)に関して紹介したいと思います。

E-lab とは、Kelloggの学生が冬学期と春学期、6ヶ月の間 Chicago Public School へコンサルティングを提供する体験型授業です。

*Chicago Public School (CPS)...全米で第3番目に大きい学区で、傘下学校数は681校。運営予算$5.1 billion, 職員41,000人のマンモス法人団体。

学生は冬学期前にApplication Essayを書いて選考に通れば授業に参加できる仕組みです。決まった時間の授業等はなく、最初に参加学生全員が集まるKick-off meetingと最後のPresentationのみが絶対参加で、あとはチーム毎に都合の良い時間を決めてディスカッション等を行います。週にコミットする時間はチームメンバーの場合は3−5時間ほど、チームリーダーの場合はプラス2時間ほどを想定しているそうです。指導教授はメールやチームリーダーとのコミュニケーションで進捗を確認し、随時ディスカッションにも参加してくれます。また、クオーター毎に最低一回はチーム全員で教授へ正式な進捗報告をします。

チーム人数は4〜5人で、今年は合計4チームがそれぞれのテーマに対するコンサルティングを行っています。今年のテーマの概略は以下の通り。

1. Redesign HR-based Capital Flows of CPS

2. Redesign the front-end processes associated with procuring Transportation Services

3. Develop comprehensive plan for expanding CPS's revenue through sponsorships

4. Develop the cost-effective methods of engaging and empowering families through technology

各学生はプロジェクトの優先順位とレジュメを提出し、最終的には教授がバックグラウンドとチームのバランス等を踏まえてプロジェクトにアサインします。私の場合は前職で少し似たような経験があったことから、4のtechnology 関連のプロジェクトにアサインされました。チームメートのバックグラウンドはコンサル、メディア業界、ハイテク、教員など。私のチームにはTeach for America経験者が2人もいて、E-labならではと言ったところでした。それ以外の参加者も様々な理由により教育産業に興味を持った人が多く、普段の授業やケース等ではあまり扱われない分野であるため、このチームメートを通して新しい知見を得た事はとても良かったと思います。

全体的な感想として、冬学期からこのプロジェクトに参加しましたが、CPSは良くも悪くも大きな団体ですので 動きが鈍く、リクエストした資料が中々出てこなかったりミーティングのセットアップに時間がかかったり等最初の頃はてこずりました。ただ、これらは人手が常に不足している教育機関ではよくある事ですので官僚的な団体の雰囲気を肌で感じるにはいい機会だったと思います。

また、コンサルティングの現場でもよくあることですがプロジェクトが進むにつれて当初予定していたスコープと違う範囲をクライアントが要求してきたり、スコープが広くなったり狭くなったりという事もありがちだと聞きました。我々の場合も最初の段階ではスコープが明確ではなく、クライアントと課題や成果物をしっかりとすり合わせるまで2ヶ月程かかりました。このため、前クオーターではプロジェクトにかかる時間は週に2時間ほどでしたが、今クオーターは成果物を仕上げる為に週に数時間ディスカッションをし、クライアントとアップデート会議、隔週でシカゴにあるCPSを訪ねてヒアリングを行う、等かなりの時間を要しています。ただ、時間をかければそれだけチームメートと親睦も深まり、クライアントも 非常に協力的で我々の成果物に期待を寄せてくれているのでやり甲斐を感じているところです。

まだクラスでのプレゼン及びCPSでの最終プレゼンが残っているので山場は超えていませんが、最後まで気を抜かずより良い案を提案できるように気を引き締めていきたいと思います。

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