前回の記事では、私がインターンをしたアメリカの事業会社のLeadership Programについて書きましたが、今回は実際に取り組んでいたプロジェクトについて間単にご紹介したいと思います。あまり中身を詳しく言えないので本当に雰囲気だけでもお伝えできたらと思います。

Renewable Energy
私がアサインされたプロジェクトはとある再生可能エネルギー(Renewable Energy)のある顧客セグメントの分析及び戦略的提案でした(対象市場は米国)。日本でもそうだと思いますが、今、かなりこのRenewable Energyの分野はアメリカでは熱く(というよりかなりバブルな雰囲気)、Kelloggでも多くの学生が非常に興味を持っています。自分は、この分野は素人だったのですが、Kelloggの同級生がこの業界の概要を時間を取って説明してくれたり、学校の図書館のリソース(投資銀行のアナリストレポート等、非常に有益な情報が学校では無料で利用できます)を読み漁ることによって、インターン開始前にはある程度、業界に対する知識を身につけることができました。
Voice of the Customers
一般に公開されている情報での調査には限界があると感じたので、ある程度二次データを基に仮説を作ったら、実際に対象の顧客セグメントの企業にインタビューをしてVOC (Voice of the Customers)を集め、仮説の裏づけを取る或いは修正していくプロセスをとろうと決めました。非常に有難かったこととしては、インターン先企業がある程度、マーケティングに関する社内のナレッジをマニュアル化しており、VOCインタビューを行う上で社内リソースを活用できた点でした。実際のインタビューは英語の問題もあり最初は「なんだこいつは」的な反応をされることもあったのですが、徐々に慣れることができ、最終的には24社もの企業とインタビューをすることができました。
プロセスの重要性
インターンを行う上で一つアドバイスでもらっていたのが、インターンの評価はそのプロジェクトの結果だけでなく、どれだけLeadership Programが意図するスキルをそのプロジェクトのプロセスにおいて発揮できるかと言うことでした。つまり、自分ひとりで机に噛り付いているだけではなく、社内横断的にLeadershipを発揮することを強く推奨されます。そんなプレッシャーもあり、自分はとにかく会社にいる間は色々な人にアプローチをして人と話をすることに時間を使いました。ランチはLeadership Programの先輩社員にアプローチして1対1でアドバイスをもらったり、関連部署の人たちとミーティングを設定したりとインターン期間中に30人ぐらいの人たちと個別に意見やアドバイスをもらうことになりました。
プロジェクトの評価
最初は、Leadership Programの評価を気にして行ってきたこのプロセスも実際に2つの意味で非常に有効なアプローチとなりました。一つは、思いもかけないアドバイスや知らなかった社内リソースを紹介されるということです。例えば、自分が調査していた顧客セグメントを担当している他の事業部の担当者から別の切り口からその業界の概要について教えてもらったりしました。二つ目としては、実際にアドバイスをもらいにいくことにより、相手の担当分野に自分のプロジェクトをより関連付けることができ、自分のプロジェクトに対して彼ら自身を巻き込むことができた点です。自分は、このプロジェクトで2回の中間発表と1回の最終発表を行ったのですが、参加者4人だった最初のプレゼンから(日程の問題もありましたが、、、)、最後のプレゼンにはインターネット会議を通して海外や米国の他のオフィスから参加者30名強にも上り、非常に嬉しかったです。
結果としてプロジェクトの結果も気に入ってもらえ、インターン最終日には口頭でのオファーをもらうことができました。海外とのやりとりやアメリカでの勤務経験はあったものの、実際にアメリカ人と全く同じ土俵で仕事をすることは初めてでしたし、なんだかんだで結構、必死にやってたように思うので、この結果を聞いた時は非常に嬉しかったです。ただ、一方で分かったことは言葉等のハンデはある程度慣れで克服できるところはあるものの、今後、本当にアメリカ人とHead to headで勝負するには自分ならではの得意分野と、特にコミュニケーション面での彼ら以上の努力が必要だなという点でした。ある程度の達成感と今後の課題が分かったと言う意味でも非常に貴重な10週間でした。
YK
コメントする