2010年1月アーカイブ

007sma.jpgClass of 2011 の塚田です。1月も終わりに近づいてしまいましたが、秋学期を振り返って一言。

Kellogg 入学後希望に燃える最初の学期。授業は、組織行動論(MORS)、統計学(DECS)、会計学(ACCT)、戦略論(MGMT)、マーケティング(MKTG)のそれぞれコア科目(必修科目)を履修した。

オリエンテーション(CIM)期間中に集中して受けるMORS では、交渉術や人脈形成の基礎など、ビジネスの視点からコミュニケーションの重要性を学んだ。グループワーク重視の学習環境を早速実感し、個人では成し得ない成果をチームワークによっていかに搾り出すかという課題へのイントロといえる授業であったと思う。Kellogg の学生はバックグラウンドが多様なうえに押しなべて主張が強く、喧々諤々の議論の結果合意にいたらないことばかりであったが、それでもグループとしてクォリティの高い成果物を出せると非常に達成感があった。

DECS は、統計学の基礎を学ぶのかと思いきや、数学的な理解よりもむしろエクセル(シミュレーションのアドインを多用)による分析とその結果の評価に重点が置かれていた。例えば、●%の確率で×ドルの損失がでるが、こういう財務状況とコンペティティブ・ランドスケープに置かれたこの企業はどのような選択をすべきか、といった具合。つまり、統計部分を理解していても各人で回答が異なる問題を扱った。当然議論は紛糾するがそのなかで統計学をビジネスにどう利用できるかがぼんやり見えたり見えなかったり。

ACCT も日本の大学で教える簿記や会計とは視点が若干異なり、基礎はほぼ理解している前提で、経営者の意図がどのように財務諸表に表れてくるか、また、倫理的に正しい財務会計とはどのようなものかという視点の授業であった。財務諸表やフットノートは、ポイントを絞って見るといろいろな情報が隠れていますね。

MGMT は、ミクロ経済学の基礎に基づいた企業戦略の評価/立案の手法について学んだ。企業の強みや統合の合理性などを分析するモデルを勉強し、その上で実際の企業行動をケースを用いて議論した。クラスメートの多様なバックグラウンドが生きるディスカッション中心の授業で非常にためになった。

MKTG は、期待を上回る、密度の濃い授業だった。ほぼ授業ごと(週2回)にケースディスカッションがあり、初期はマーケティングの要素のうちタクティカルな問題について、授業が進むにつれ、次第にストラテジックな視点も絡むより複雑な問題について議論した。マーケティングは非常に包括的な学問で、どのような問題に対しても一定程度有効に適用できる気がする。

初学期を終え、まず驚いたのが周囲の学生の優秀さ。議論をしていても頭の回転が速い。中間試験では、なかなか難しいと感じる試験でも平均点は90点を超えてくる。世界各国から良い成績を取るのが得意な人が集まっているとは言え、なかなか驚いた。さらに、皆勉強ばかりしているわけではなく、めちゃくちゃに勉強したうえで、スポーツやボランティア活動、飲み会など、しっかりこなしていた。ガリ勉タイプはアメリカでは格好良くないようです。

写真は秋学期に読んだプリントや教科書のうち、手もとに置いておきたいと思ったものの束。3ヶ月でこれだけこなしたと思うと、なかなか頑張っていますよね。写真なしの記事だと寂しいので載せてみました。

さて、2月以降、在校生で協力し、当ブログ更新の頻度を上げることにしました。ご興味があればちょくちょくチェックしてみてください。

 Kelloggでは、第一線で活躍するゲストを迎えて、プレゼンを聞く機会等が、質、量及びバラエティの全てにおいて大変充実しています。授業の合間にあたる昼と夕方との各1時間には、ほぼ毎日、複数のイベントが予定されており、どれに参加しようか迷うことも度々です。私も、秋学期は、最低週2回はイベントに参加しようという目標を定めていましたが、結局、興味のあるイベントばかりで、アップアップになりつつも、結局ほぼ全参のペースで参加してしまいました。これらは、幅広い業界の生の情報を、色々な立場の視点から知ることができる、Kelloggにおける最大の学びの機会の一つだと思います。

Posters01-320-320.jpg


 これらゲストスピーカー等のひとつひとつの質の高さ、充実の理由等については、過去の達さんブログに多く語られていますので、そちらをご参照いただくこととして、今回は、これらゲストスピーカーイベントの圧倒的な量とバラエティについて少しでも感じ取っていただけるよう、私の秋学期2週間の昼休み・夕方のイベント等の参加状況をレポートさせていただきます。
(なお、Kelloggにおける昼休み・夕方のイベントは、大きく分けると、CMCによるHow To 型講演会や、リクルーティング目的の企業説明会、ネットワーキングイベント等の“就職直結型”のものと、広く一般学生向けを対象にした“就職非直結型”のものとの2種類があります。私は、今学期就職活動をしていないため、就職直結型のものについては、以下ではほとんど触れていません。しかし、いわゆる就職直結型のイベントも、就職非直結型イベントの同数以上がスケジュールされているため、実際、就活をしている学生は、時には5,6以上予定されているイベントのうち、どれに参加するか、更に悩むこととなります。)

 

前回の記事では、私がインターンをしたアメリカの事業会社のLeadership Programについて書きましたが、今回は実際に取り組んでいたプロジェクトについて間単にご紹介したいと思います。あまり中身を詳しく言えないので本当に雰囲気だけでもお伝えできたらと思います。

DSC01364-320.jpg

 

ご存知の通り、社費留学生などでない限りはほとんどの学生が夏休みの間に何らかの形で実際に企業で働くインターンシップを経験します(もちろん社費でもやる人はいますが)。Kelloggの場合、6月中旬から9月中旬ぐらいまで夏休みがあるのですが、自分は私費留学生ということもあり今年の夏はアメリカで事業会社にて約10週、日本で投資銀行にて4週とかなりみっちり働きました。正直、休みだし旅行とか色々楽しみたいなという気持ちもあったのですが、実際に企業で働ける機会もあまりないので、それはそれで非常に貴重な経験になったと思います。既に秋学期も終わり随分と昔の話に感じてきましたが、数回に分けて私の夏のインターンシップの経験について書こうと思います。

DSC01360-320.jpg

 

このアーカイブについて

このページには、2010年1月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2009年11月です。

次のアーカイブは2010年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。