Marketing Management

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早いもので、もう1年目の終わりがすぐそこまで近づいていることに少し寂しさを覚えているYKです。今まで自分が執筆したブログ記事を振り返ってみて、課外活動の比率が多いような気がしたので、今回は少しアカデミックなものを。今学期で所謂コアと呼ばれる必修の授業は終わり、来年から全て選択科目になるわけですが、振り返って見てこれは秀逸だったなあと思う授業を今後、ご紹介させて頂きたいと思っています。第1回目は、Kelloggの強みであるマーケティング分野の必修科目であるMarketing Managementです。教授は、↓この人、Kent Grayson教授。

grayson_k.jpg

http://www.kellogg.northwestern.edu/Faculty/Directory/Grayson_Kent.aspx

Grayson教授
すごい笑顔にちょっと引いてしまいそうですが、実物はもうちょっと普通の雰囲気の人です(念の為)。KelloggのMarketing Managementは、数年前にProfessor of the yearを受賞したJulie Hennessy教授等、非常に強力な教授陣が揃っているのですが、Hennessy教授に負けず劣らずとても評判が高いのがこのGrayson教授です。自分がいいなと思った点は、とにかく授業自体が非常にOrganizeされていて、伝えたい点がすこぶる明確。更に、定性的なイメージが強いマーケティングですが、Grayson教授はかなり定量的な部分を重視していて、損益分岐点分析や需要予測等、かなりゴリゴリ数字を使います。また、朝からレッドブルを片手に、講義する姿はなんかお茶目であり、それが功を奏したかはわかりませんが、学期終了後に行われる生徒による評価では、教授としての評価が10点満点中9.6 点とかなりの高得点を叩き出しました。

 

授業の形式
授業は、講義とケースが非常にバランスよく構成されていて、講義で学んだ理論を次のクラスではケースでもう少し実践的な視点で議論するような形で進んでいきます。授業は全20回あるのですが、前半はSTP (Segmentation, Targeting, Positioning)を中心とした戦略的な部分、後半は4P (Product, Price, Place, Promotion) をメインに戦術的な部分をバランスよくカバーします。(ちなみにMarketing Managementにおいて学んだ各分野を更に深堀して学んでいく為の選択授業もかなり充実しています。)講義を通して学んだフレームワークを、何度となくケースを通して実践することにより、ある意味「マーケティングの型」を叩き込まれる感じです。

 

グループワーク
Kelloggの授業はどれも基本的にグループワークがありますが、自分にとってある意味非常におもしろく、かつチャレンジングだったのがこのMarketing Managementのグループワークです。というのも、定量的で、かつある意味「正解」があるようなファイナンスや統計学と違い、マーケティングは多分に主観的な議論の余地がある為、アメリカ人が中心のチームで自分の意見を通すのは中々難しいからです。我々のチームは、グループワークの宿題でいつもクラスの平均点以下を取り続けた為、どうしたもんかという雰囲気だったのですが、Grayson教授はそういう時でも我々のグループと個別に時間を取ってくれ、丁寧なフィードバックをくれました。そういう意味でも授業中だけでなく、グループワークからも非常に多くのことを学べる授業でした。

 

それで?
ここまで書いてみて、授業のすばらしさを文章で現すことの難しさを痛切に感じているわけですが(しかもHorner Codeと呼ばれる学校内の規律?により授業の詳細はシェアできないことになっています)、何がいいたかったかというとこのMarketing Managementは自分のKelloggのマーケティング分野への期待に十二分に応えてくれたということです。現在、今年のProfessor of the yearにGrayson教授を投票しようと、同級生が声がけをしたりしていますが(残念ながら最終選考にはノミネートされなかったみたいですが)、それぐらい我々にとって満足度の高い授業でした。まだ、コアの授業なのにこの充実度は、さすが世界最高峰のMarketing Departmentと言われるだけはあるなというのが率直な感想です。他にも、マーケティング関連含め、かなり強力な教授陣・科目がありますので今後とも折を見てご紹介させて頂きたいと思います。

(ただ、秋学期にマーケティングを選択した場合、必ずしも教授は選べませんのでその点、ご留意下さい。いずれにしても質の高い授業が受けられると思いますが。)

YK

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このページは、YKが2009年5月28日 00:36に書いたブログ記事です。

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