以前、ご紹介したGIM Middle Eastですが、3月中旬より2週間の現地訪問の旅に行ってきました。思い返せば、初めてLeadership teamが顔を合わせた去年9月から早くも半年以上が経っています。現地への旅は学びの上でも、人間関係を広げる意味でも非常に有益だったので是非、今後報告したいと思っていますが、今回はまず1月から3ヶ月間、自分自身がCurriculum leaderとして構成を担当した授業の部分について振り返ってみたいと思います。

クラス構成
GIM Middle Eastは自分とMというCurriculum leader二人体制だったのですが、私たちがまず決めなければいけなかったのが毎週3時間、9セッションにわたる授業をどのように構成するかという事でした。クラスによっては3時間で二人のゲストスピーカー招くと言うところもありましたが、GIM Middle Eastはあまりゲストスピーカーのリソースがなかったのと、なるべくInteractiveなセッションにしたいという思いから、ゲストスピーカーを一人とし、残りの時間は事前に宿題として課した読書のディスカッションや学生による特定テーマのプレゼンテーションをすることとなりました。当初はディスカッションが盛り上がらなかったらどうしよう等と不安に思う部分もあったのですが、結果としては生徒がかなり積極的に授業に参加してくれたおかげで非常にInteractiveな授業となり、多くのケースで時間がなくなって困るぐらいでした。

ゲストスピーカー
GIMの授業の多くの部分はゲストスピーカーに依存します。私たちは幸運にも結構いいスピーカーに恵まれ、クラス後に行われるアンケートでも比較的高い評価をもらうことができました。顔ぶれも多彩で、Burj Dubaiという世界最大の建物となるビルの建築家や中東ベースのPEファンドのPrincipal、或いはエミレーツ航空のセールスマネージャーまで非常に幅広い領域をカバーできたのではないかと思っています。ただ、Curriculum leaderとして中々苦戦したのが、あまり今までのつてがなかったのでほぼ飛び込みに近い形で色々な人にアプローチを試み、多くの場合、スケジュールがあわなかったり、返事もなかったりと授業を構成するプロセスで一番苦労した部分でもありました。

ディスカッション
GIMはどちらかと言えばWork loadの軽い授業なのですが、私たちはあえて、読書及びレポートの提出を毎回の宿題としました。他のクラスと比べてなんでそんなに厳しくするのかと言う不満も漏れ伝わってくることもありましたが、結果としてこれがクラスのディスカッションの質に大きく貢献したと感じます。以前、アラーの風刺画をデンマークの新聞が掲載し、それが国際問題にまで発展した事件がありましたが、その事件のケーススタディを使い、クラスを二つに分けてディベートをするというようなこともしました。その際には、サウジアラビアとクウェート出身の学生をクラスに招待し、彼らからムスリム視点でその事件に対する意見を聞くことができました。ここらへんはKelloggのDiversityの非常に大きな強みかと思います。

プレゼンテーション
もう一つの学生が参加する機会として様々なテーマに沿ったプレゼンテーションを授業ごとにグループで行いました。テーマとしては食べ物、ファッション、音楽・ダンス、宗教といった文化的なものからサウジアラビア、クウェート、エジプトといった国単位のものまで非常に多岐にわたっています。ダンスのセッションではみんなでベリーダンスの基礎を学んだり、食べ物のセッションでは実際にハマスと言われる中東料理を食べたりと、各グループとも非常に趣向を凝らしており、授業全体の中でも非常に楽しい部分となりました。

Student Drivenの良し悪し
実は、まだ生徒からの最終的なクラスへの評価を見ていないので実際のところなんとも言えないのですが、個人的には授業はそれなりに形になったのではないかと思っています(非常にバイアスかかってますが)。以前もGIMはStudent Drivenな部分が非常に大きな特徴と書きましたが、Leadership teamにとっては非常に有益な体験ができる一方、授業の構成においてはやはり素人が限られたリソースで行っている分、正直、難しい部分もありました。スピーカーを招聘する予算が非常に限られていたり、元々つてもないので飛び込みに近い形でお願いをしたりと試行錯誤の連続でした。ここらへんのポイントは是非、来年に向けてフィードバックをしていきたいと思っています。一方、この半年以上に渡って、このLeadership teamとリアルなプロジェクトを一緒に取り組んできた経験は自分にとって大きな財産となりました。間違いなくお勧めです。
と、ちょっと長くなりましたが、次回は実際の旅での経験をレポートしたいと思っています。
YK
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