2008年10月11日、ケロッグ毎年恒例のSpecial Kが開催され、私はバンドの一人として参加しましたので、そのときの様子をお伝えしたいと思います。
Special Kとは、ケロッグの学生生活を面白おかしく、歌と踊りを混ぜながらミュージカルの形式で演じるもので、全て学生主体の企画・運営により成り立っている、ケロッグでも有名な活動の一つです。Special Kの歴史は長く、1980年から毎年総勢100人のキャスト、バンド、その他関係者のチームワークによって実現されており、聴衆も全てケロッグ生で、ケロッグのキャンパスライフネタが多いため、分かる人にしかわからない、という内容になっていますが、笑いあり、涙ありのたっぷりの3時間弱のエンタテインメントです。
Special Kを通じて感じたことを以下2点述べたいと思います。
一つは、ケロッグ生のプロ意識の高いことです。先ず、Special Kはとても人気が高く、毎年大勢の候補者の中からオーディションを経て選抜されます。プロ並みのボーカルやダンサー、バンド奏者が最終的には選ばれることになるので、その質はとても高いものとなります。また、学生は、普段は勉強に追われる日々を送っており、勉強の合間にSpecial Kの練習をすることになるのですが、上演前日の夜中まで丹念に練習を重ね、当日の舞台に挑みます。劇の内容にはじまり、振り付け、音楽の選定、編曲も全て学生が手作りで行うもので、そこに妥協は許されません。この日のために、卒業生が世界各地からシカゴに飛んできて、キャスト、バンドとして出演していたことには驚きと共に感動すら覚えました。米国はカリフォルニア、ニューヨークから、また、海外はアフリカ、韓国などから態々仕事を休んで出演するほどの思い入れで、そこには、2年間ケロッグで過ごした誇りと、重みを感じることが出来ました。これぞ、ケロッグラブの象徴とも言えるイベントだと思いますし、ケロッグ生のプロ意識の高さを象徴していると思います。一度参加したら、とことんやり抜き通す志の強さがあります。

もう一つは、やる気とちょっぴりの能力さえあれば、留学生としてもケロッグで活躍できる舞台がふんだんにある、という点です。但し、積極的にその機会を自ら掴みに行かないと勝手には何も起こりません。キャストもバンドも全員が2年生乃至は卒業生の中、私は、1年生という立場ながら、バンドでフルートを吹く機会を得て、フルに参加させてもらいました。私は中学から大学までの10年間フルートを吹いてきましたが、社会人になってから仕事に忙殺され、完全にストップしていました。今回の留学に当たっては、もう1度フルートを吹きたいという思いから、楽器だけは荷物に忍ばせてきたのですが、こんなにも早く実現するとは思いませんでした。私の他に2人の日本人2年生がキャスト、バンドとして夫々参加していて、一人はVocalの責任者として、もう一人はギターの中心として大活躍されており、日本人留学生の存在感の大きさを感じました!ミュージカルというユニバーサルな舞台を通じてアメリカ人の学生と共演することに、言葉や人種の壁はありません。日本人留学生も新しい環境の中で各自の得意分野でチャレンジし、成長に繋げている姿がとても印象的でした。
Special Kのホームページは添付をご参照下さい。
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