Kelloggのマーケティングクラブでは、CMOシリーズといって各種企業(特に小売, 食品、コンシューマーグッズメーカー)のCMOをランチタイムスピーカーとして頻繁に招いている。マーケティングは、実例を聞いてアカデミックと実務が繋がる、Aha! モーメントが訪れることもしばしばあるので、時間が許す限り参加するようにしている。(因みに、サンドイッチとドリンクなどの軽食も出るので、ランチコストが浮いてお得でもある)。
さて、今回のスピーカーは、ポテトチップスの大手メーカーFrito lay のCMO。スピーチのタイトルはずばり"Debunking the Junk Food myth." 一時期、日本でもケンタッキーフライドチキンがトランス脂肪酸の使用を止めたということがニュースになったが、ポテトチップスなどのスナックメーカーは特にこの油と"カウチポテト"幻想のおかげで、どんなにHealthyな商品を送り出しても、ブランドイメージを変えることができずにいる。ポテトチップス=悪い油で揚げてる+高カロリー高脂肪=体に悪い+太るのイメージを覆すべく、Frito Layは"Inspire Well being"キャンペーンを打ち出している。
さて、今回のスピーカーは、ポテトチップスの大手メーカーFrito lay のCMO。スピーチのタイトルはずばり"Debunking the Junk Food myth." 一時期、日本でもケンタッキーフライドチキンがトランス脂肪酸の使用を止めたということがニュースになったが、ポテトチップスなどのスナックメーカーは特にこの油と"カウチポテト"幻想のおかげで、どんなにHealthyな商品を送り出しても、ブランドイメージを変えることができずにいる。ポテトチップス=悪い油で揚げてる+高カロリー高脂肪=体に悪い+太るのイメージを覆すべく、Frito Layは"Inspire Well being"キャンペーンを打ち出している。
Frito Lay のサーベイによると、消費者の"勘違い"の例は以下の通りとのこと。
(事実)トランス酸脂肪は0g
(勘違い)85%の消費者は商品にトランス酸脂肪が入っていると信じ込んでいる
(事実)商品にコレステロールは0g
(勘違い)87%の消費者はコレステロールが入っていると思っている
このサーベイ結果は、個人的には、Frito Layほどのマーケティングのうまい会社でも事実のミスコミュニケーションを是正出来ずにいるのは本当なのか?と少し違和感があるが、いずれにしても、Frito layとしてはこのような消費者の認識GAPを捉えて社内外のマーケティングを行っている。具体的にはProducts、Partners、Planet、Peopleの4分野を戦略的にアクションしていこうということだが、やはりProducts、Planetというテーマは最近はどの食品・菓子メーカーもこぞって重要視しているテーマのようだ。日本でも、ここ数年は"メタボ"と流行語になるぐらい"健康"をテーマとした商品作りやマーケティング活動が盛んに行われてきたが、アメリカでは"健康"というテーマはある意味では文化に根ざした"根深い"テーマであり、既に差別化の要素にはならない。そんななかで、Quality of Life、ヒューマニズム、環境というテーマを強調したメッセージを消費者にアピールする企業が増えてきている模様だ。
夏に投資銀行でサマーインターンシップをすることもあり、実はこの春学期は少しファイナンス系、計数系に偏った科目を5コマ履修している。昔からずっとマーケティングに関連する業界への投資と事業の経験をしてきたのでマーケティングに関する"勘"は失いたくないと思いCMOシリーズはなるべく参加するようにしたのだが、やはりランチで話を聞いているだけでは物足りず、結局6コマ目に企業の広告戦略を学ぶ"Advertising Strategy"という科目を追加した。Kelloggでは学生は1学期に最大で5コマしか履修できないが、興味のある科目を聴講することは出来、担当教授に連絡してOKを取れば、"単位も無し・宿題も無し"というステータスの聴講生となる。当然、授業の内容を知ってしまうことになるので、将来同じ科目を"履修"することは出来ないが、元々興味はあるが履修するかどうかは迷っていた科目なので、これを追加して今学期全体のAcademicなワークロードは全体的に程良いハードさに収まっている。
この"聴講"という制度、初めて利用したのだが、Kelloggで履修できる科目が5科目×6学期=30科目と基本的には限られているなか、今回と同じように興味はあるけど履修するかどうか迷っているとか、同じようなテーマの科目を履修しているが少し別の角度から見てみたいとか、一度履修した科目だが早速忘れてしまったのでもう一度学びたい、とかいうようなニーズにうまく応えてくれる制度で意外と便利だ。Advertising Strategyは人気科目なので、"学び"という側面からは"履修"にした方が実際は良かったのかもしれないが、科目によっては"履修"しても"聴講"しても、得られるもののレベルは大差無いと思われる科目もあるので、今後もこの"聴講"をうまく活用してワークロードを調整して行きたいと思う。
この春学期を終えると、Kelloggでの生活も半分が終了する。本当にあっという間に毎日が過ぎて行くが、本来的には学生として"学び"に来ているのでこちらも頑張って行きたい。
(事実)トランス酸脂肪は0g
(勘違い)85%の消費者は商品にトランス酸脂肪が入っていると信じ込んでいる
(事実)商品にコレステロールは0g
(勘違い)87%の消費者はコレステロールが入っていると思っている
このサーベイ結果は、個人的には、Frito Layほどのマーケティングのうまい会社でも事実のミスコミュニケーションを是正出来ずにいるのは本当なのか?と少し違和感があるが、いずれにしても、Frito layとしてはこのような消費者の認識GAPを捉えて社内外のマーケティングを行っている。具体的にはProducts、Partners、Planet、Peopleの4分野を戦略的にアクションしていこうということだが、やはりProducts、Planetというテーマは最近はどの食品・菓子メーカーもこぞって重要視しているテーマのようだ。日本でも、ここ数年は"メタボ"と流行語になるぐらい"健康"をテーマとした商品作りやマーケティング活動が盛んに行われてきたが、アメリカでは"健康"というテーマはある意味では文化に根ざした"根深い"テーマであり、既に差別化の要素にはならない。そんななかで、Quality of Life、ヒューマニズム、環境というテーマを強調したメッセージを消費者にアピールする企業が増えてきている模様だ。
夏に投資銀行でサマーインターンシップをすることもあり、実はこの春学期は少しファイナンス系、計数系に偏った科目を5コマ履修している。昔からずっとマーケティングに関連する業界への投資と事業の経験をしてきたのでマーケティングに関する"勘"は失いたくないと思いCMOシリーズはなるべく参加するようにしたのだが、やはりランチで話を聞いているだけでは物足りず、結局6コマ目に企業の広告戦略を学ぶ"Advertising Strategy"という科目を追加した。Kelloggでは学生は1学期に最大で5コマしか履修できないが、興味のある科目を聴講することは出来、担当教授に連絡してOKを取れば、"単位も無し・宿題も無し"というステータスの聴講生となる。当然、授業の内容を知ってしまうことになるので、将来同じ科目を"履修"することは出来ないが、元々興味はあるが履修するかどうかは迷っていた科目なので、これを追加して今学期全体のAcademicなワークロードは全体的に程良いハードさに収まっている。
この"聴講"という制度、初めて利用したのだが、Kelloggで履修できる科目が5科目×6学期=30科目と基本的には限られているなか、今回と同じように興味はあるけど履修するかどうか迷っているとか、同じようなテーマの科目を履修しているが少し別の角度から見てみたいとか、一度履修した科目だが早速忘れてしまったのでもう一度学びたい、とかいうようなニーズにうまく応えてくれる制度で意外と便利だ。Advertising Strategyは人気科目なので、"学び"という側面からは"履修"にした方が実際は良かったのかもしれないが、科目によっては"履修"しても"聴講"しても、得られるもののレベルは大差無いと思われる科目もあるので、今後もこの"聴講"をうまく活用してワークロードを調整して行きたいと思う。
この春学期を終えると、Kelloggでの生活も半分が終了する。本当にあっという間に毎日が過ぎて行くが、本来的には学生として"学び"に来ているのでこちらも頑張って行きたい。
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