BREAKING THE RULES - Marketing Conference @ Kellogg

先月、Kelloggで開催されるカンファレンスの中でも最大級のイベント「マーケティングカンファレンス」に行ってきた。

 

Kellogg Marketing Conference Website

学生は$20を支払って登録しなければならないが、Kelloggのマーケティングカンファレンスは昔から是非見てみたい思っていたイベントな上、かの有名なPhilip Kotler教授の冒頭スピーチを聞けるなら、$20なんて安い安いと思って、Registerサイトがオープンした初日に登録した。

が、、、、、、、!!!!!


マーケティングカンファレンス開催3日前の1月22日、一通のメールが登録者全員宛に配信された。

「皆様申し訳有りません。予測不可能な私的理由により、Kotler教授はゲストスピーチ出来なくなりました。。。。。。。」 おいおい、 BREAKING THE RULES ってこのことかい!!お客さんからお金取っといて、ノンデリバリー?? 勿論、本当にやむを得ない事情だということは分かるのだが、僕だけでなく、多くの学生が同じことを思ったはずだ。

そのメールにはこうも書いてあった「Kotler教授は、Hennessy教授に代打を頼みました」と。いや確かにHennessy教授は凄い。実際にプレゼンテーションをさせたらKotler教授よりも絶対にうまいに違いないし、スピーチのTakeawayも大きいに違いないので納得感が無い訳でもない。でもこの残念さは「選手交代のお知らせです。バッター王貞治に代わりましてイチロー。」に近いぐらいのものがあった。確かにHennessy教授も凄いけど、代えがたい何かがある。。。。。Philip Kotler教授は既に次元の違う存在なんだということを改めて認識した。それだけこの男がやり遂げたことは大きいのだ。企業のマーケティング活動を体系化し、学問領域まで昇華させ、今や世界中の企業の「売る仕組み」の理論的基盤になっているわけだから、そりゃそうに違いない。

ちなみに、あとで大会関係者に聞いたところ「Kotler教授はおじいちゃんだから、本当に病気で来れなくなったんだよね」とのこと。伝説の男Kotlerも人の子、年齢には勝てないようです(因みに1931年5月27日・シカゴ生まれ)でもKelloggを体現する重鎮として是非とも長生きして頂きたいものです。
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さて、肝心のマーケティングカンファレンスの中身だが、まあカンファレンスというだけあって人は多かったものの(関係者によると600人ぐらいの登録者とか)、参加した2つのパネルセッション(CRM、Global Marketing)はあまり目新しい話も無く、しかも時間が限られている中、モデレーターの教授が次へ次へと話を進めていくので議論もそれほど深まらず、スピーカーのウィットの利いたやり取りで数回客席がどっと笑ったが、それ以上でもそれ以下でも無いという感じでした。

実はこの記事、マーケティングカンファレンスが終わって1ヵ月後に書いているのですが、何せ頭の中に残っていることといえば、Hennessy教授のスピーチ(やはりHennessyはうまい!)とNickelodeon/MTVN Kids and Family Group のCMO Pamela Kaufmanがプレゼンテーションで紹介した、お子様向けアニメ「Dora」と「SpongeBob」ぐらい。。。。招待しているスピーカーの質と数は素晴らしいし、イベントとしての作りこみも良く出来ているので運営スタッフには拍手を送りたいが、カンファレンスという形式をとっている以上は、やはりイベントなんだな。今思い起こせば、仕事で行ってた色んなカンファレンスもこんなもんだったよな。。。多少期待が大きすぎたか。


でも、こういった類のカンファレンス、就職活動をしている学生にとってはもっと重要な大きな意味があります。必ずといっていいほどプログラムの最後に NetworkingReceptionが開催され、自分のターゲットとする業界や会社からの来場者を見つけては、軽いトークをしながら自分を売り込んで行く。そういう意味では、Kelloggのマーケティングカンファレンスは、2日間に渡って開催され、初日にシカゴのダウンタウン校舎で開催される企業来場者をターゲットとしたプログラムで企業のマーケティングセクションからの来場者を囲い込み、2日目にエバンストンの校舎で開催されるプログラムで学生と企業来場者のネットワーキングの場を創出する、という非常に良く考えられた構成になっているなぁと改めて感心させられます。


ちなみに、僕もこのカンファレンスで面白い出会いがありました。M君とランチをしていたら、ひょこひょこっとおじさんが近づいてきて、「ここ空いてる?」というので、「おお、一緒に食べよう」ということで、話を始めたが、どうやらこの人、MBAを受けようと思っているみたい。シカゴのコンサルティング会社に勤めていて、大学はテクノロジーを勉強したとかなんとか。MBAの出願ってどうすればいいの?とか言ってるので、「いやまずGMATという超難しいテストを受けるんですよね。」とか適当に返していたら、ひょんなことから年齢の話になり、「僕何歳に見える?」というので、Mは27歳、僕は28歳と予想(本当は自分と同じかそれ以上と思ってたら)、そしたらこのおじさん、急にニヤニヤしだして、「僕まだ23歳」。「・・・・・・・!!!!!!(Mと僕)」 いやーアメリカ、奥が深い。

その後、この"おじさん改め若者"は仕事で何回かKelloggに来ているのだが、その度に電話をかけてくるし、シカゴダウンタウンのレストランも教えてくれる、なかなかナイスな友達となっています。10歳年下だけど。

ま、$20の価値はあったかな。

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このページは、Kellogg在校生が2008年3月 4日 17:26に書いたブログ記事です。

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