Flag Football

現1年生のIMです。今回は課外活動について報告させて頂きます。

ケロッグのクラブ活動

ケロッグには、プロフェッショナル系、スポーツ系、文化教養系と、幅広く無数に学生主体のクラブ活動があり、多くの学生が自分の価値観/ニーズにあったクラ ブに参加している。(もちろん、プライベートや家族との時間を優先したり、勉強に専念するために敢えてクラブに入らないという選択も可能。)
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自分も入学以来とことん自分の興味の赴くままに参加してみたところ、気づけば、バスケ、アルティメットフリスビー、フラッグフットボール、ラクロスと、徹底してスポーツ縛りになってしまっていた。。。今回はその中のフラッグフットボールの話をさせて頂こうと思う。

 

フラッグフットボール大会とは?

ケロッグでは、秋学期に毎年恒例の「フラッグフットボール大会」が催される。10月から2ヶ月掛けて毎週水曜の朝にクラス対抗でリーグ戦を行い、年間王者を決めるというもの。(フラッグフットボールとは、無理矢理一言で説明すると、「ボディーコンタクトの無いミニアメフト」。少人数+男女混合で行い、腰に巻いたフラッグ(帯)を取ることでタックル成立というシンプルなルール。今大会は冬学期のクラス対抗バスケ大会、春のサッカーワールドカップに並ぶ球技系イベントのひとつ。)

一学期の当初、人生初の留学体験で、アメリカ人の会話に全くついて行けず、惨めな日々を送っていた頃、クラス対抗フラッグフットボールの告知とキャプテン募集のお知らせが回ってきた。ちょうど、「なんとか言葉の壁を越えてクラスの中で存在感を出していき、リーダーになったり、もっと皆と仲良くなる方法はないかな?」と考えていた折。

ここぞとばかりに、「スポーツは言葉を超える」という原始的過ぎる発想と、クラスの連中からの、「お前はスポーツ得意(そうに見える)から、やりゃあいいじゃん」という根拠無き推薦により、無謀にもルールもろくに知らぬまま、クラスのキャプテンをやることになってしまった。
 

『本気モード』で準備開始

もう一人のキャプテンである、ワシントン大学体育会アメフト部出身のハードコア武闘派体育会系のMattとの二人三脚でチームを率いて戦うことに。何とも頼もしい。我がクラス(Highlanders)は、入学直後のクラス対抗イベントCIMウィークで残念な結果(8クラス中7位)に終わり涙を呑んだ直後だったこともあり、「これこそリベンジの機会!」とばかりに無茶苦茶気合を入れて挑んだ。

「勉強やら就職やら他の課外活動やらでクソ忙しい中、ここまで頑張る意味あるんだっけ?」という"そもそも"な疑問は黙殺し、『崖っぷち』、『常勝』を合言葉に、クラス内のスポーツ馬鹿どもをかき集め、連日の練習に励むことに。忙しいスケジュールの合間を縫ってのMTGで激論を交わしフォーメーションを練り上げ、参加者全員にスパイクシューズを購入させるという気合の入れよう。「たかが遊びじゃん。。。」なんて言葉はもちろんタブー。アメリカ人たちの遊びへの真剣さ、勝負に掛ける情熱には驚きを通り越して心地良さすら感じてしまう。この延長で仕事もやっちゃうんだろうなと。

努力の甲斐あってか、一部の経験者+なぜか異様に積極的な女の子たち+"ルールはよう解らんけどなんか楽しそうだから参加しよ"というノリノリのラテン系インターナショナル生による寄せ集め軍団ながら、練習を重ねるにつれ、何とか形になって来た。Mattと二人して、「こいつはいけるんじゃない?」、「ひょっとするとひょっとするんじゃねえか!?」と大いに盛り上がってきた!


IMG_9404.jpgのサムネール画像

 

予想に反して...

ところが、、、いざ蓋を開けてみると、予想に反して大苦戦。いやはや何とも大変な2ヶ月になってしまいました。。。

まず、びっくりするほど他のクラスのテンションが高い。休日練習、スパイク装着なんて当たり前。加えて、身体能力の高い選手の多いこと多いこと。

さらに、女性がトライすると洩れなくポイント2倍!というルールを巧妙にレバレッジすべく、経験者の女の子にボールを集めたり、イラク帰りの非常にイカツい元軍人さんにボールを持たせて鬼神の如き形相で日向小次郎ばりの反則スレスレ強行突破を試みたり(ワタクシそれにぶつかって脳震盪で記憶途切れました。。。つか反則じゃないですかと。)、NBAはレイカーズ出身の元センター(身長2メートル超)を使って超ロングパスタッチダウンを狙ったり(一体どうやって止めろと。。。)と、容赦の欠片もありゃしない。

最初のうちは我がクラスも必死で食い下がっていたのだが、所詮は運動不足のビジネスマン/ウーマン。大学生のノリで全力疾走し続けた結果、怪我人続出。エースMattの肉離れに始まり、指の骨折、捻挫、ワタクシの脳震盪でレギュラー陣がバタバタと倒れる始末。故障者リストが伸びる伸びる。しまいにゃ試験が近づき忙しくなり、メンバーが集まらず不戦敗というなんとも酸っぱい幕切れに。

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試練の時...

そして、なんと言っても大変だったのが審判。各チームのキャプテンが他クラスの試合の審判をすることになっているのだが、これがまた非常にしんどい体験でした。

特に、優勝が掛かった接戦なんて笛吹いた日にはもう大変。反則を取ればブーイング、取らなくても逆のチームから猛抗議。一体どうせいっちゅうねん!?という状況。

女の子に「ちょっと!今のディフェンスセクハラじゃん!」と詰め寄られ、熱くなった猛者どもが襟首つかんで睨み合い一触即発な空気が流れたり、気の効いたジョークの一つでもかまして場を和ませるなんて高等技術は言葉の不自由な自分にはとてもできず、身振り手振りを交えつつあたふたあたふたアワワワワ。見かねた他チームのキャプテンが、「お前ら!審判の言うことは絶対だからちゃんと従えよ!」と助け舟を出してくれ(何ていい奴...さすがケロッグ...)、何とか一件落着。冷や汗かきながら何とか任務を終えましたとさ。 

そんなこんなで散々なリーグ戦を何とか戦いきり、終わってみればまたしても8チーム中7位でブービー賞という、なんともほほな結末に。「ま、来年頑張ろうよ。うちのクラスはスロースターターだし!」(いつもの負け惜しみ)ということに。いやはや、ホントに大変でした。

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振り返って見ると...

とまあ、とんでもなく散々な結果に終わりましたが、振り返ってみると、(まさにMBAならではの)非常に良い経験をさせて頂けたなと、改めて思ってます。

まず、何と言っても単純に、ゲーム自体は非常に楽しかったので、慣れない環境の中、勉強に英語にとストレスが溜まる日々の中で、最高の息抜き/ストレス発散になった。

やっぱり体を動かすことはどんなに忙しくても忘れちゃいけないなと、自分の軸を保つ上で必要な儀式/行為だなと、改めて再確認した。

また、特に語学的な壁が大きい初期に、こういう活動を通じてクラスの奴らとより深く仲良くなれたのも非常に大きな収穫。(といっても一部のスポーツ好き中心ですが。。。)

たとえ言葉は拙くても、やり方次第で楽しめるし、貢献できるし、結果を出せば大いに認めてくれるのねと。

(それと、これはちょっとマニアックだが、やはり日本人がこの手のボールスポーツで勝つには、やはりコンタクトの強さはもちろん、パワーや直線距離でのスピードではなく、ボールハンドリングに加え、QuicknessとAgility、つまり細かい空間の中で「ちょこまかと小ざかしく動く」とか、「他の選手よりも何倍も早く、速い動き出しと方向転換」といった、自分たちのDNAの強みを生かした戦い方をするしか無いのね、という事実を改めて確認した。そりゃ真っ向からぶつかったら悲しくなるくらい無理っすわ。。。これはビジネスでも喧嘩でも一緒かな。)

そして、そういうものすべてをひっくるめて、やっぱりスポーツって最高だなと、改めて思った。

最後に、引き続き、自分の興味や好奇心を大事にして、ちっちゃなことでも胸を張って自信を持って、リスクを取って、チャレンジする気持ちを忘れずに残りの時間を過ごそうと改めて思った。

 

(オマケ)実況中継

最後に、少しでも雰囲気をお伝えするために、クラスのホームページに載せたゲームレポートを参考に転載させて頂きます。

Highlandersというのは僕のクラス、Bucketsというのは敵のクラスの名前。これが唯一の(涙)勝ち試合。なかなか手に汗握る試合で大いに盛り上がりました。
 うーん、やっぱり悔しいので来年こそ優勝を!!
 

+++++++++++++++++++ 

The Highlanders limped into the Week 5 Toilet Bowl match-up with the Buckets, needing a victory to salvage an otherwise disappointing season. Already short-handed after suffering four season-ending injuries, the Highlander's employed a replacement player/ringer from the Bullfrogs. On the opening drive, Fritz "Pick Six" Buerger floated a flying duck towards Ringer, who promptly picked it off and returned it for a TD. The Buckets scored and the on the ensuing kick-off, Itaru Matsuyama took a lateral from Mike Salzman to the house (Touch down!). Itaru later went down with an ankle midway through the first half and is Questionable for Week 6. The Bucket coaching staff had seen enough and benched Buerger, playing him at center for the rest of the game. His back-up however, tossed another pick that ended up in the hands of Melanie Eckenroth who returned it for a 12-point score. The Buckets clawed their way back, but the game ended with a goal line stand as Supina Mapon batted away a potential 12-point tying pass with no time left to seal the victory.


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このページは、Kellogg在校生が2008年2月 5日 08:10に書いたブログ記事です。

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