ゲストスピーカー

Class of 09の松山達です。今回はゲストスピーカーについてレポートさせて頂きます。
ケロッグに入学してみて、入学前に想像していたよりも遥かに良かった/素晴らしかったことがいくつかあるのだが、そのうちの一つが『ゲストスピーカーによる講演』だ。

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1.概要

ケロッグでは、ほぼ毎日、ゲストスピーカーによる講演会が実施されている。学部、クラブなどが主催する形で、特定の分野/業界の第一線で活躍している(orしていた)スピーカーを連れてきて、講演してもらうというもの。昼休みや夕方に教室で行われ、興味のある学生が勝手に参加してよいという仕組みになっている。加えて、それとは別に、月に1、2回程度のペースで、「カンファレンス」という形で特定の分野に絞り、スピーカーを何十人も連れてきて、一日掛かりで集中的に講演会やパネルディスカッションを行うイベントも催されている。(Private Equity、Marketing、Technology、Biotech and Healthcare、Women's businessなど20近いカンファレンスが存在。)また、授業によっては授業の中で外部からスピーカーを招き、話をして貰うことも多い。


IMG_5973.jpg2.どのくらいいいのか?

さて、これらのゲストスピーチなのだが、個人的には、ここまで、期待値を大幅に上回るレベルでめちゃくちゃ満足している。入学するまで、過去の MBA卒業生たちに話を聞く中で、『ゲストスピーカーはいい。極力出るべし』という話はしょっちゅう耳にしていたのだが、正直ここまでとは思っていなかった。自分の好奇心を満たしてくれ、話が面白く、得られる学びや刺激、感動の量が圧倒的に多い。話を聞いていて「なるほどーーー!」とか、「面白っ!」とか、「すっげええ!」と思わず叫びたくなってしまう機会、鳥肌が立って涙腺が痺れるような瞬間に結構な頻度で出くわす。
(ここは人によって大きく意見が異なるところだが、)個人的には、場合によってはKelloggで得る学び/感動の総量の中で、授業よりもゲストスピーチの方がシェアが高いのかも知れないとすら思ってしまう(少なくとも、ここまでのところ。選択科目が始まるとまたシェア変動が起こる気がするが)。Kelloggでの学び、感動、気づきなどを毎日ノートに記しているのだが、ゲストスピーチに関する記述がかなりの分量に上っている。これこそMBAならではの醍醐味だし、留学に来て良かったと思っている理由の結構な部分がここにある、とすら思っている。そのくらい、ゲストスピーカーシリーズが大好きだし、満足している。


A5A2A5B8A5A2A5F320(1).jpg3.具体的な例をいくつか...

と、いくら一生懸命申し上げたところで、何がいいのかは伝わらないと思うので、せめて雰囲気だけでもお伝えできればと思い、いくつかの例をご紹介。なかなかポイントだけ文章にしたところで、深みも感動も伝わらないとは思うが、せめてどういうスコープの話をしているのかという感覚だけでも掴んで頂ければ幸いと思い。順不同で、自分の中で印象に残っているスピーカーと、心に響いたメッセージ/テイクアウェイの、ごく一部を挙げてみたい。

※ここで挙げているスピーカーは必ずしも全員が、日本人のビジネスパーソンも知っているFortune500の有名企業のCEOという訳ではない。これは、別にそういうスピーカーがいないという訳ではなく、僕が都合がつかずに参加できていなかったり、ここに載せる事例としてピックアップしていないため。いわゆる「誰もが知ってるビッグネーム」のスピーカーも多いことを念のためお断りさせて頂く。ちなみに、面白いことに自分の場合、必ずしも世の中的に有名かどうかと、得られる学び/感動の量に明確な相関関係は無い。まだ世に知られていないガレージ起業家の話や、ものすごくマニアックな世界のtop runnerの話の方が返ってぶっ刺さったりすることも多い。
もちろん、一方で、僕自身ミーハーなところもあるため、Kelloggで多くの「セレブ経営者」に会えるのはそれはそれで嬉しかったりもするのだが。

 

PepsiCo元CEO  Steve Reinemund氏(Kellogg Christian Fellowship主催)

●CEOの仕事は大変だが、最高に刺激的で、自分は大好きだった
●リーダーを目指す者は全員、若いうちに小さい会社を再建する仕事を経験するべきだ。その後の人生/キャリアが大きく変わるから
●こうすれば必ずCEOになれるという方法論は存在しない。自分の場合も、運のファクターが50%以上。たまたまその時その場にいたという面もある。但し、その時に選ばれ得る人間になることは自分の意思次第で可能。
●ビジネススクールの2年間では、今しか出来ないこと、即ち、「自分が何者で、何が好きで、何をしたいのか」を、「肩書きや、収入や、世間の噂に惑わされること無く」自問することに時間を使え。そして、「必ずそれを紙に落とせ」
●人は必ず迷い、悩み、過ちを犯す。人生の指針となる、"Very simple basic principle"を持て。自分の場合はキリスト教だった。
●組織のDiversityは、ものすごく難しい。だけど、マネジしさえすれば、必ず大きなリターンを生む。より正しい意思決定と強固な組織に繋がる。
●Work life balanceは一生の課題。でも、人生のどのタイミングで何を優先するべきかは、自分の声に耳を傾け、素直に判断せよ。自分は家族ともっと多くの時間を過ごしたいという気持ちが引退の心残りを断ち切ってくれた
●リスクを取って新しいことにチャレンジし、目の前の仕事に全力で挑め。自分も軍人から始めたころ、IBMに入るとは思ってなかったし、その後外食産業の建て直しをするとも、ペプシに入るとも全く持って想像していなかった

 

米国トップクラスの産業デザイン会社Herbst LaZar Bell Inc.創設者 Walter Herbst氏(Design Club主催)

●商品の質/選択肢、サービス、オペレーション、価格、チャネル。全ての戦略変数での競争が飽和を迎えた多くの産業にとって、最後に残された唯一の差別化要因がデザインだ
●"Good designとは何か?"という問いを常に考え続け、明確な定義の軸を持つこと。そして時代の変化に合わせてその定義を進化させること
●優れたデザインとは、機能を高いレベルで満たし、感情に訴えかけ、ユーザーに一目で飛びつかせ、差別化され、厚いマージンを生み、且つ、サステイナブルなものだ
●優れたデザインを生むプロセスの肝は、根元の部分のある顧客とニーズの発見にある
● 某社の電動工具シリーズのデザインの事例: 伝統的な"白人の髭生やした太ったでっかいオッサン(ハーレダビッドソンとメタルとアメフトが好き)"というクライアントの定義に対し真っ向からを疑って掛かり、ユーザーを分析/インタビューしまくった。結果、正しい顧客像は、"若いヒスパニックのニーチャン" (大口径ギラギラホイール+低車高+鬼ウーファーのローライダーと、Hotな女の子好き)で、狙うべき価値観としては敬虔なカソリックで家族を愛し、ヒーローが好きで、アメリカンドリームを夢見る、"Hot and furious好き"である、という定義から入り、それに合ったデザインを導入し、Hitachiに大逆転

 

大学向けSIer Novalsys CEO Yorick Ser氏(High-tech Club主催)

●現在30代前半でインターナショナル。MBA卒業直後に起業。自分自身の起業体験からの学びを語ってくれた
●自分は名門投資銀行の収入と肩書きを捨て、両親に泣かれバカ呼ばわりされて起業した。それでも、自分が好きなことを、上司や会社に言われたからではなく、自分の意思でやるのは、最高にエキサイティングで幸せだ
●自分が100%情熱を持てるフィールドを選べ。じゃなきゃ安い給料で死ぬほど働けないし、人は動かせないし、客に物は売れない
●自分が会社の全てのイシューに少しずつ関わるというのは最高に楽しい。だけど、どこかでそれは諦めなくちゃいけない
●人材に関しては、自分が100%信頼できる人間を少なくとも一人確保せよ。相手に何が提供できるかを見極めろ。こちらが与えられるのは、エキサイティングで成長できる経験と、Equity。
●給料が高い割りに働かないMBA卒より、やんちゃで熱いフリーターを雇うべき
●物を売る能力はTrainable。自分も外人で技術者で口下手でどうしようもなかったが、本を読んで実践し続けた
●飲み会に誘われたら機械的にYesと言え。必要なプロセスだから。仕事は自分の情熱だが、黙々と働いているだけでシェアできるものではないから

 

CNN等で人気の医療ジャーナリストDr. Sanjay Gupta氏(学校主催)

●まず、喋りが頭抜けて上手い。笑わせるし、興味を引き続けるし、飽きさせないし、メッセージがハートに染み込んで来る。話の節々から、賢さと頭のしなやかさ、高潔な人格を感じさせる
●人生のBig pictureを持ち続けろ。毎朝起きたら"ikigai"について思考をめぐらせろ
●イラクにて目の前で多くの命が失われ、失われる命を自らの手で救う体験をした。貧困と飢餓にあえぐスリランカの民家で、自分にクラッカーを分け与えようとする、栄養失調でやせ細った子供の眼に心撃たれた。それらの経験を通して、自分の人生観/価値観が根源から覆った
●「人生最後の手紙」を書け。それがあなたの人生のプライオリティーを教えてくれるから
●Don't run away from your primary interest in your life.


食品メーカーKellogg's CMO Mark Baynes氏(マーケティングクラブ主催)

● 自分の世代と違って、あなたたちの世代のマーケターは恵まれている。インターネットの登場とメディアの進化によって、今までのマーケティングのルールブックが全く通用しなくなった。もう私が知っているルールブックでは試合では勝てない。でも、それはつまり君達自身がルールブックを書いて、リーダーになれるということを意味しているのだから。あなたたちが羨ましい。

 

米国最大級の電力会社exelon 元Chief Human Resource Officerで、人材論のベストセラー本の著者 S. Gary Snodgrass氏(ビジネスリーダーシップクラブ主催)

●リーダーの最大の仕事は、リーダーを育てること
●リーダーシップの成功の鍵は、Purpose beyond profit, Sense of integrity, Distinctive and compelling voice (必ずしも言葉じゃなくてもいい)など
●Hire slow fire fast. むちゃくちゃ時間を掛けて適正を見ろ。でも、合ってなかったら容赦なく切れ。年間10%の人材アウトフローを作れ。適度な競争を保ち、常にフレッシュなタレントを入れ、育て続けろ
●人、またはビジネスに関する誤った判断が、リーダーが失敗する原因の第一位

 

Kimberly-Clark CMO Anthony J. Palmer氏(マーケティングクラブ主催)

●一人ひとりが自分の夢を追い、叶えることができる場所を作れ。そうすれば、「強い組織」という結果が自ずとついてくる
●組織のメンバーに、「あなたの夢って何なの?」と訊くような、恥かしい/照れ臭い話を堂々としろ
●リーダーにはSacrificeが必要。CEOになりたいなら、家族との時間を犠牲にしなくちゃいけない。それが現実。したくないなら残念だがCEOは諦めろ。それもまた生き方

などなど。ごく一部のスピーカーの抜粋版ですが。こうやって見直してみると、改めて、1.5学期の間にいろんな話を聞いてきたと思う。これからもまだまだ多くのスピーカーに出逢えると思うとワクワクしてしまう。


C5E0.jpg4.なぜいいのか?

さて、では、なぜ自分にとってこれ程までにゲストスピーチが刺さるのか?を考えてみた。もちろん、元来、「ガッコウのセンセイからキョウシツで教えられるオベンキョウ」が大の苦手で、「面白くて使える話を結論からとっとと教えて欲しい」という、せっかちで実戦主義寄りの自分の性格/スタイルも多分に寄与していると思うが。

●まず、圧倒的に、話が面白い/上手い人が多い。
アメリカ人のスピーカーの多くを見て感心させられることが多いのがこの点。もちろんバラつきはあるものの、日本で今まで見てきた著名人/リーダーのスピーカーと比べると、「話す技術」のレベルが総じて高い。上手い人たちに共通する点は、以下。
○話の組み立て、ペース配分、言葉の選択といった基本スキルは例外なく上手い
○非常にインタラクティブ。常に教室の隅々までアイコンタクトを取り、頻繁に個別に語り掛け、最初に「ジャンプイン歓迎」である旨を告げる
○聴衆の興味を見抜き、何を伝えるべきか、何を面白いと感じるのかをしっかり考えた上で話をしてくれる人が多い
○ユーモアやギャグを交え、かなりの頻度で笑いを取る(鉄板ネタをいくつか仕込んであるし、アドリブで笑いを取るボタンを心得ている)
○ほとんどのスピーカーが、使い回し可能な、自分なりの定型「掴みトーク」を持っている
○質問者の意図の汲み取り、裁きも見事

この点は、やはり文化の違いというか、「パブリックスピーキング」や「ディベート」という、社会の中で確立した分野/技術体系があり、それを子供の頃からしっかり学んでいるということによる部分も多いだろうか。また、エグゼクティブの多くが、この手の能力が高いからこそエグゼクティブになっている面もあるだろうし、エグゼクティブになった結果としてパブリックスピーキングの機会を多く持ち、さらに経験を積んで技術に磨きが掛かるという正のサイクル/相乗効果もあるのだと思う。

●リアル
授業で学ぶような、フレームワーク、数式、学説ではなく、実際にその分野のフロントラインで戦っている(いた)人たちが日々の現場で得た、行動や思考の原理原則(Principle)、コツ(Tips)、戒め、そして想いや情熱(Passion)。圧倒的にプラクティカルで、手触り感がある。「使える感」が非常に強い。

●"追体験効果"
彼らが実際の人生、キャリアの中でぶつかった壁、そこでのもがき苦しみ、失敗と惨めな気持ち、その後の成功と感動。それらを、本人の口から、感情を伴った形で聴く事は、授業やケースとは全く違うレベルで、彼らの経験を間接的に体験するかのような錯覚を引き起こしてくれる。体一つの人生なのに、いろんな人の人生を少しずつ、バーチャルにかじるような学習の機会、一粒なのに何度もおいしい刺激を与えてくれる。

●好奇心を満たしてくれる新鮮さ
ゲストスピーカーの話は多くの場合、当然のことながら、自分が知らない/詳しくない分野の話であることが多い。非営利団体で地球のために人生を賭して働いている人、実際にベンチャーをやっている人、Fortune500の企業を経営している人、店舗の現場でものを売っている人、世界旅行をして閃いたアイデアを元に自作の高級チョコを売ってる人。自分の今までの仕事や生活では決して会うことが無かった、かすりもしなかった人たちも含め、いろんな価値観の、いろんなバックグラウンドの人の話を聞く事ができる。単純な話、「ふーん、こういう世界があったんだねー、世の中には!」と、自分の好奇心を原始的なレベルで満たしてくれることが多い。

●説得力
文章にすると全く同じことを言っていても、教科書や、実業経験の乏しい先生とは、説得力と浸透性のレベル感がまったく違う。実際のコンテクストの中で、実際に苦労した人の話は、問答無用で敬意を払わざるを得ないし、素直に信じられる。天邪鬼で疑い深い性格の自分は、どうしても「えー、でもそれって実際の現場では違うんじゃないの?」「そりゃ理屈ではそうだけどさ...」と疑って掛かる癖があり、なかなか素直に受け入れられない。が、ことゲストスピーカーに関しては、そのフィルターを簡単に透過して心に刺さる話が多い。

●凝縮効果
300ページの本や、毎週3時間の授業と異なり、1時間一本勝負。その中でスピーカーの方もメッセージを絞って伝えてくる。プロ野球シーズンハイライト状態。時間の密度が極めて濃い。

●結果として、極めて高いROI
MBAの2年間の中で最も貴重なリソースである時間。そして、リターンとしての、楽しさや感動や、その後の人生をより豊かに幸せにしてくれる学び。単位投下時間当たりのリターンが非常に高い。

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5.ケロッグならでは

さて、最後に、最近ふと思ったことがあるので付け足し。多くのトップビジネススクールが、形式上似たようなゲストスピーカーの仕組みを持っているし、売りの一つにしている。が、よくよく考えて見ると、この点、いくつかのファクターが重なることによって、実はケロッグならではの決定的に差別化された強みの一つなんじゃないかな?と思った。以下、他校に通ったわけではないので仮説の域を出ないが、個人的に思った、ケロッグならではのスピーカー周りの強さ。(一部自画自賛なコメントもあり、ご批判はあると思いますが。あくまで個人的な意見です。)

●トップスクールの一つであること
日本にいたころに持っていた肌感覚よりも遥かに、米国内では、社会的に(特に知的エリート階層の間で)「ケロッグというのは、世界でも3から4つのトップビジネススクールの一つで、ユニークな文化を持った、チームプレーと人間力に優れた、バランスの取れた新世代のリーダーを輩出するいい学校なのね」というブランド認知/共通認識がかなりのレベルで浸透しているように感じる。そりゃ超多忙なスピーカーにとってみれば、喋る価値がよりある学校の方がいい訳で、宣伝効果、採用効果、スピーカーの自尊心など、あらゆる面で得している(というか、土俵に乗っている)と思う。また、当然のことながら、幅広い分野で活躍している卒業生も多くいるという効果も。

●ロケーションの良さ
大都市シカゴから車で20分、空港から30分。そもそもシカゴに各分野の第一人者が多く存在する。また、シカゴに出張ついでに、ということで東海岸からも西海岸からも、そしてもちろん海外から来てくれるスピーカーも多い。スピーカーと学校によっては、「それは遠すぎるからパス」ということも起こっているだろうから、その点ケロッグはロケーション理由でのロストは少ないと思われる。

●受け皿となる組織の幅の広さと自律性の高さ
これこそがケロッグの真骨頂だと思うのだが、ケロッグには、恐ろしく多様なクラブが無数にある。NPOも細かく多分野に渡って広がっているし、不動産、クリスチャン、PE、VC、バイオ、事業再生、スポーツビジネス、イノベーション、デザイン、云々かんぬん。。。自分が思いつき得る興味のほぼ全てがカバーされてしまっている。個々の学生が興味の赴くままにいろんなクラブやイベントを立ち上げ、運営できるケロッグならではの文化、仕組みの賜物だと思う。加えて、それらのクラブが、自分たちのやりたいように自走して、自分たちの興味に基づいて、どんどんスピーカーを呼ぶ仕組みになっている。結果として、各分野で、世界で最もホットな人々をタイムリーに呼べているという結果に繋がっているのではないか。

●特定の分野でのアカデミックな強さ
また、これは入学してから気づいたのだが、ケロッグはいくつかのアカデミック分野で、ビジネススクールの中でも特殊な尖りを持っている。工学系(エンジニアリング/テック系)とMBAの融合プログラムであるMMM(トリプルM)、ロースクールとMBAの合体版であるJD-MBAはもちろん、バイオテックヘルスケア学部の歴史的な強さなどもあり、学校自体が特定の分野で分厚い教授陣を持っており、その世界での一流の人材に対し強固なネットワークを持っている。

●講演会に出られる学生側の時間割の自由度の高さ
これまたケロッグの良さの端的な表れだと思うのだが、ケロッグの哲学として、学生個々人のスタイルや興味に応じて、自己責任で、学校生活や時間の使い方を可能な限りカスタマイズすることができるようになっている。キックボクシングを極めたければ極端な話授業以外の時間の8割をキックボクシングに投入することも可能だし、逆に学問を極めたければ学問以外やらないで卒業することも可能。つまり、自分の意思次第で、講演会に出る時間はいくらでも作れる。学生内でも個々人のスタイルを尊重し合う雰囲気が強く、講演会が理由でグループミーティングの変更をすることにも全く抵抗が生じない。

IMG_6111.jpg以上、ゲストスピーカーによる講演会に関する報告でした。

今後も、与えられた2年間の価値を最大化すべく。感性と興味のアンテナを高く張って、積極的にゲストスピーカーの話を聞くようにしようと思う。

以上

松山達 Class of 09

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このページは、Kellogg在校生が2008年2月17日 19:15に書いたブログ記事です。

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