日本人学生サーベイ

受験生によく質問されるトピックについて、ケロッグ在校生を対象に実態サーベイを実施しました。

Q1: どのMajorを取る予定ですか (複数回答可)

1位 Marketing
2位 Finance
3位 Management & Strategy
4位 Management & Organizations
5位 International Business

(参考:一人あたり平均取得予定Major数 は3.17個)

Kelloggには20個近くのMajorがありますが、Marketing部門のMBAランキングで1位を誇るKelloggだけあり、ほとんどの日本人在校生がMarketingのMajor取得を目指しています。また、将来の仕事の広がりを考えて、Finance、Management & Strategyを確実に抑える傾向にあるようです。
Kelloggは近年Finance、Management & Strategyのカリキュラムには更に力を入れています。Management & Organizations (MORS)はビジネスリーダーとしてのソフトスキルを高める観点で人気があり、また、全ての学生が秋学期の最初の二週間にMORSの必修であるLeadership & Organizationsという授業を受講します。ここではKelloggのトップクラスの教授が集められ、リーダーシップについての熱い講義とディスカッションが行われます。International Businessはグローバルな視点でビジネスを捉えるという意味で人気があり、GIMなどの授業を通じてMajorを取得します。

[在校生コメント]
  • ジェネラルマネジメント校であるKelloggの特徴として、メジャー取得の要件が軽いことがあげられます。学生が特定のメジャーを取得することに拘り過ぎずに科目選択の自由度が広くなる今の制度は個人的には気に入っています。
  • 入学後は、授業、スピーカーシリーズ、Diversityにあふれた友人等の影響で、入学前より興味の幅が広がり、入学前には思いもつかなかった専攻をとることになりました。幅広い機会を提供し、多くの分野に強みがあるKelloggならではの長所の一つであると思います。
  • Majorを数多く完成させることにはあまり意味がないので、自分が興味がある授業を集中的に取るのが良いと思います。

Q2:グループワークの感想を教えて下さい。

1位 自分の成長に非常にプラスになっている
2位 とにかく楽しい
3位 達成感・充実感がある
4位 アウトプットが重視されており、やりがいがある
5位 適度な緊張感がある

Kelloggと言えば、ほとんどの授業の課題をグループワークで行うことで有名ですが、多くの日本人在校生がグループワークは自分の成長のプラスになっていると感じているようです。また、これはKelloggのどの学生も口を揃えて言うことですが、Kelloggの活動はどれも「楽しい」と表現されます。実際には、夜遅くまでグループで作業しなければならないこともありますし、時には意見がぶつかることもありますが、それでも他の学生とのインタラクションは非常に楽しく、また困難を乗り越えてチームでアウトプットを出した時の達成感は自分だけでアウトプットを出すことに比ではありません。

[在校生コメント]
  • Kelloggのカリキュラムの最大の醍醐味がグループワークです。価値感・バックグランドの違ったグループメンバーと、多いときには毎週数時間ミーティングを行い、それぞれの意見をぶつけ合う過程から学ぶものが一番多いと思います。
  • 各科目毎にグループワークのメンバーが異なるため、その各々違った環境の中で自分の存在価値や貢献方法について常に考えさせられます。
  • 英語で相手を説得する能力を磨くだけでなく、Backgroundや価値観の異なる人間と協力し、お互いの強みを活かしながら共通の目的を達成する力を磨くことができます。
  • 前職でグローバルプロジェクトに従事していたときは、国籍は違えど、ある程度の共通認識(例: ファイナンス・会計)を持ったメンバーと働いていました。Kelloggに来てからは、メンバーの国籍も違えば共通認識もないので、グループワークが非常に大変なものの、その分やりがいがあります。この環境でもまれることで、自分の経験値が高まり、卒業後のキャリアにおいて十分に活かせるものと信じています。
  • 準備は大変ですが、チームメートと会って議論することは、純粋に非常に楽しい時間です。
  • グループによって学びの種類が違います。Coreの頃のランダムチームは、チームマネジメントの勉強、Electiveは自分で強いチームを組めるのでアカデミックな学び、知恵のもみ合いに重点がありました。

Q3:グループワークで特に得られた成果は何ですか?

1位 友人を増やし、ネットワークを広げることができた
2位 英語で議論する力が身に付いた
3位 インターナショナルチームでの貢献の仕方がわかった
4位 自分とは異なる価値観を理解し、許容できるようになった
5位 インターナショナルチームのマネジメントを理解した

グループワークはネットワークを広げる貴重な機会になっています。ビジネススクールでの一生の友人がグループワークを通じて見つかるということも少なくないようです。また、グループワークでは他の学生と熱い議論を交わしてアウトプットを出していくので、英語力も格段に鍛えられていきます。一方で、将来インターナショナルな会社での仕事を目指す方には、Kelloggのグループワークは、外国人と働くスキルを身に付ける貴重な機会となります。

[在校生コメント]
  • 授業とはいえどもやはりPeer Pressureもあるので、その中でチームにどうしたら貢献できるのかを考えながら、チーム内での役割を担うことになります。こうしたグループワークを通じて、多様性のあるメンバーとともに実際のプロジェクトを行うのと似た経験を積むことで、チームマネジメント等のソフト面でのスキル上達の場になるかと思います。
  • 英語で論理的に話をしたり説得しようとしたりする機会が豊富にあり、コミュニケーションスキルの向上という意味では非常に良い実践の場だと思います。
  • 少人数なので、当然質問もしやすく、わからない点についてはわかる人に教えを乞うことが出来るため、理解度を深めやすいです。
  • 他のメンバーの長所から学ぶことができる(勉強の内容自体というよりも、チーム運営やプレゼンの仕方等)のも大きいなメリットだと思います。
  • さまざまな国から集まるエリートたちの価値観、考え方が良く分かります。またグループワークを通じて(だけではないですが)多くの友人ができ、とても楽しい学生生活を送ることが出来ます。
  • 成果に関して言えば、効率的にアウトプットを出せているとは必ずしも言えない部分があります。例えば、私はファイナンス出身ですが、ファイナンスの授業でグループワークをする場合、周りはファイナンス出身のメンバーだけではないので、1人で全部やってしまった方が効率的なときがあります。ですがこのような独善的なやり方は、将来自分がマネジメントになった場合には通用しないと考えています。逆にこのような状況で、いかにメンバーを引っ張っていけるかを常に意識しながらグループワークをすることによって、将来のための練習の場として活用しています。

Q4:Kelloggのカリキュラムが特に強みを発揮する職種は何だと思いますか?

General Management, Marketing, Consulting, Financeといった回答が多くありました。以下に具体的なコメントをまとめました。

[在校生コメント]
  • Strategyについては、David Besankoの注力によりかなり完成度が高く、General Managementでは強みを発揮する様に感じている。また、カリキュラム全般を通じ殆どのクラスでグループワークが取り入れられているので、Kellogg生のインターパーソナルスキルについてはリクルーターから高い評価を得ている。従い、特に事業会社では強みを発揮することだろう。加えて、Finance分野についても近年は優秀な教授陣を集め、カリキュラムは更に充実してきている。
  • 自分自身のハードスキルで勝負する度合の高い職種よりも他者とのインタラクションの中でシナジーを作り出しチームとしてより高い成果を志向する職種がKellogg生にはフィットするのではないかと個人的には思います。
  • チームワーク及び人と人とのつながりを重視するという教育方針から、コミュニケーション能力、長期的な関係構築が不可欠な職種には非常に親和性があると思う。
  • Kelloggのカリキュラムは非常にバランスがよいので、基本的にはどの職種でも強みを発揮するものと思います。
  • マーケティング関連コースの多さと教授の層の厚さはピカ一でしょう。
  • オールラウンドを売りにするKelloggは、Consulting, General Management, Financeといった、MBA卒業生が多く進む業界にはもちろんのこと、新たな分野の授業も数多く積極的に設けているので、さまざまな職種を目指す方に合わせたカリキュラム設計が可能です。
  • Kelloggはチームワークやグループワークに力点が置かれているのでハードスキルを要するAssociateレベルよりもソフトスキルを要するGeneral Managementに向いていると思います。

Q5:通常の授業以外にどういった活動に参加していますか?(複数回答可)

1位 ビジネス・プロフェッショナル系クラブ
2位 ケースコンペティション
3位 民族系・文化系クラブ
3位 スポーツ系クラブ
5位 トレック
   

ほとんどの日本人在校生が何らかのクラブに所属しています。ビジネスプロフェッショナル系では特にMarketing club, Consulting club等の人気が高いようです。また、ケースコンペティションはMBAで学んだBusiness skillsの力試しとして、皆一度はトライしているようです。文化系クラブのSpecial KはKelloggの劇団です。演劇に興味がある方、歌、楽器、ダンス等に自信のある方には非常にオススメです。この他、スポーツ系、トレック以外に、地元の小学生へのTutoring等のボランティア、Kelloggの生徒会であるKSAの役員、新入生オリエンテーション旅行であるKWESTのリーダー等で日本人学生が活躍しています。

参考:日本人在校生が参加しているクラブの例

ビジネス・プロフェッショナル系

Consulting Club, Marketing Club, High-Tech Club, Private Equity & Venture Capital Club, Finance Club, Energy Management Club, Entrepreneurship Club, Environment & Sustainability Club, Investment banking & Capital Management Club, Design Club, Net Impact Club, Healthcare Club, Business Leadership Clubなど

ケースコンペティション

Northwestern Venture Challenge, Marketing Case, Technology Case, Kellogg Sustainability Case, BCG Case, AT Kearney Case, JP Morgan M&A Challenge, Biotech & Healthcare Case, P&G Case, GS Associates Caseなど

民族系・文化系

Special K, AMA (Asian Management Association), Chinese Business Club, Middle East Clubなど

スポーツ系

Basketball, Soccer, Tennis, Golf, Football, Yoga, Running

トレック

West Coast Marketing Trek, Design Trek, Emerging Market Trek, Bio Tech Trek, Pharma Trek, Alternative Energy Trek

Q6:通常の授業以外の活動の感想を教えて下さい

Kelloggの課外活動の多さと、その活動へのコミットの高さには定評があります。また、これらの活動がリクルーティング、ナリッジの蓄積、ビジネススキルの向上、インターナショナル環境化でのリーダーシップ体験等につながっているようです。具体的なコメントは以下の通りです。

[在校生コメント]
  • 星の数ほどの課外活動があり、どのクラブもケロッグの学生主体のカルチャーに支えられて非常に活発に活動しています。課外活動といえど学生は求められる結果を出すために真剣に取り組むので達成感も大きいです。
  • 課外のイベントは驚くほど多いです。外部に公開されている各クラブのWeb pageは更新頻度が低い場合もありますが、各クラブとも内部では相当活発に活動していますので、特定のクラブの活動状況について興味がある場合、ぜひ在校生までお問い合わせください。
  • Kelloggでは課外の活動で学ぶことは驚くほど多いです。ソフトスキルの向上やネットワークはもちろんですが、特に、スピーカーやトレックから、特定の業界等への理解が大変深まりました。
  • Professional Clubでは、就職活動サポートを積極的に行っており、特定の分野についてはCareer Management Center以上に頼りになる存在です。例えば、Consulting Clubについては、ケース面接用の充実した練習マテリアルの提供、並びに模擬練習の機会をアレンジしてくれます。
  • Special Kでは1年生の秋から連続でフルートを吹いています。Kellogg Innovation Networkは1単位の授業ですが、私はリーダーシップチームメンバーの一人(Academic Co-Chair)として授業の設計、学生の選抜、グローバルサミットのテーマ設定、教授陣とのコーディネーション等アカデミック全般を担当しています。
  • コンペティションは、クラスのグループワークと異なり、ディスカッションも長時間かつ議論も非常に深くなるため、ディスカッション能力の向上にはすごく役立っています。また、アメリカ人に対してプレゼンテーションの機会も得られる貴重な機会だと思います。クラブについてもリーダーポジションは、自分の責任・役割が明確にあるため、そこで自分の仕事を確実にこなすことでチームワークの強化に役立っていると思います。
  • 課外活動に積極的にコミットして能動的に関与することが、自身の成長を早めてくれるのは事実ですが、オーバーコミットで回らなくなったり、アウトプットの質が落ちちゃったりしちゃうので、この辺は要注意です。(笑)

Q7:Kelloggのソーシャルイベントやパーティーにはどの程度の頻度で参加していますか?

ソーシャルイベントやパーティにはどれぐらい参加していますか?

ソーシャルイベントやパーティーには週一回程度参加する方が多いようです。またどの日本人在校生も、最低でも月に一度は参加しています。

[在校生コメント]
  • 英語力を磨く、友人を作る等、メリットは多々あります。時間の許す限り参加することをお薦めします
  • 数が多いのですべてには行けないですが、家族を連れて行けるイベントには積極的に家族で参加してます
  • FormalなBallから少人数でのdinnerまで多くの機会があります。ネットワークを広げたり、コミュニケーション能力磨き、人との関係を深めるチャンスでもありますが、純粋に楽しいことが重要です
  • 一年目の秋が一番活発に参加して、知り合いを増やしました(週1以上)。2年目になるとかなりメンバーはSelectiveになりますが頻度は変わりません。恐らく最後の学期は猛烈にソーシャルに取り組むと思います

Q8:Kelloggで授業がある日の平均的な一日の時間の過ごし方を教えて下さい

一日の時間の過ごし方

*育児、就職活動、e-mailチェック等

個人学習の時間については、時期によってかなり差があるようです。試験前やレポートの提出日が近いときには、必然的に個人学習の時間が長くなります。授業については、一日に2コマ(1コマ1.5時間)入れるのが一般的なようですが、取りたい授業が同じ日に重なってしまえば、3コマ以上いれることもあります。また、ナイトクラスの授業は基本的に3時間です。水曜日はあまり授業がありません。グループミーティングは取っている授業によってその頻度、時間の長さが大きく異なります。宿題、プロジェクトが多い授業をとって入れば、グループミーティングの時間も増えます。課外活動は、学校・クラブ主催のスピーカーセッション、スポーツ活動、その他クラブ活動、生徒会活動、ボランティア活動、ソーシャルイベント・パーティー等を含みます。課外活動が活発なのがKelloggの大きな特徴です。

[在校生コメント]
  • 昼も夜もハードコアのケロッグの同級生達とトコトン付き合おうとすると、油断した瞬間にすぐにパンクします。慢性的な睡眠不足なること間違いなしです(笑)
  • 入学前にイメージしていたよりも断然忙しいです。優先順位を決め、効率的なタイムマネージメントを行うことが必要です。
  • Evanstonという街が小さいこともあり、学校での活動以外にも、他の学生と一緒に時間を過ごす機会が多くあります
  • 学生ということもあり、自由に使える時間が多くあるため、勉強して専門知識を広めるもよし、パーティー等に出席しネットワークを広げるもよし、日本でできなかった家族サービスをするもよし、自分にあった学生生活を送ることができると思います。