その他授業
DECS 452 Strategic Decision Making
教授名:Robert J. Weber
1990年のベストプロフェッサー。ゲーム理論を専門とし同分野で範となる論文を発表している一方、戦略コンサルタントとしての経験も豊富。アカデミック、ビジネス双方で活躍しているため、本人の経験談も交えた、理論に留まらない実践的な知識を教えてくれる。非常に頭が良く、歩き回りながら大声で熱弁を振るう彼の話はユーモアもたっぷりで知的好奇心が刺激される。
コースの内容はゲーム理論を中心に用いてDecision Makingを検証していくというものであり、ゼロサム・非ゼロサム、協力・非協力ゲーム、オークション、ネゴシエーションなどをカバーする。講義では「相手の立場に立って考える」ことが繰り返し強調され、ミニケースを用いたロールプレイなどで実践が試されることとなる。
難易度はかなり高く、教授の話を全て理解するのは至難の技ではあるが、毎回の授業で何らかの気付きがあり、かつ将来に渡ってあらゆる局面で役立つ内容であるため、個人的には最も受講して良かったクラスだった。(T.S)
DECS450/Decision Analysis
教授名:Scott Mckeon/Bruce Judd
ゲーム理論、中でもデシジョンツリーの理論と実践について学びます。学期前半がMcKeon教授による理論講義、後半がJudd教授による実社会への応用という構成になっています。本講義内容は某大手コンサルティングファームの社内研修にも使われているそうです。私は、本講座を通じて「論理的・規範的に考える」とは如何なることなのかということが非常にクリアになりました。学期の最後にはファイナルプロジェクトとして、実際の意思決定問題を講義で習得したツールで分析し、何がベストな行動かをレポートすることが求められます。これは中々の負荷です。尚、McKeon教授は2004年のProfessor of the Yearに選ばれたKelloggの名物教授であり、また確率分析を駆使し(過ぎて)、ラスベガスのカジノから出入り禁止を受けている一流ギャンブラーでもあります。(K.S)
MECN446 Pricing Strategies
教授名:Professor Vohra
この授業ではまず、価格決定プロセスがどのように価格そのものに影響を与えるかについて学びます。価格を決める主な方法としては、市場メカニズムの他に交渉、オークション、提示価格(take it or leave it offer)がありますが、それぞれの長所短所に加え、どういった状況下でどの方法を用いるべきか、レクチャーとケースを交えながら学んでいきます。
授業の後半では、買い手の選好が複数のセグメントに分かれている場合の価格戦略、需要や代替商品の価格が不確実な場合の最適価格設定、さらに、価格競争を回避するためにとりうる手段について、経済理論による分析だけでなく独占禁止法など制度的な視点も取り入れながら議論します。ケースやエクササイズではゲーム論的な発想がかなり要求されるのもこの授業の特徴です。(H.U)
OPNS 454 Operation Strategy
教授名:Jan A. Van Mieghem
ベルギー出身の教授で、製造業とマッキンゼーを経て教職についており、実務経験も豊富。分かりやすく丁寧な講義をするため、受講者からの支持は高い。
コースの内容はオペレーションを企業の戦略の一部として捉え、いかに最適化していくかを論じていくもの。前半は製造業中心だが後半はサービス業などにも有用な内容をカバーする。オペレーションの授業ではあるが、Finance、Accounting、Strategy等の科目と密接に関連しており、総括的な理解が必要。ケースは定量的な側面が強いが、現役のオペレーション責任者のゲストスピーチも取り入れられているバランスも良い。比較的高度かつ専門的なため、全くこの分野に関わりがなかった人はついていくのが大変だが、反面コンサルティング業や事業会社に関わる人には役立つと思われる。受講者の半分以上がMMMの生徒。コンサルタントの比率も高い。(T.S)
OPNS 450 Spreadsheet Modeling for Managerial Decisions
教授名:Sudhakar D. Deshmukh
コースの内容はエクセルを用いて、制約下における最適化・利益最大化やシミュレーション計算などを学ぶもの。エクセルの諸機能を習得すると同時に、他人が見ても分かりやすい記述・モデリングのやり方を身につけることができる。実務的内容なので、早いうちに受講しておくとFinance、Operation、Marketingなど後々のグループワークにも役立つ。(T.S)


