Case30:日系通信会社勤務の女性
プロフィール
| コース | MBA(2Y) |
|---|---|
| 性別 | 女性 |
| 学歴 | 一橋大学法学部卒業(2004年) |
| 海外経験 | ニュージーランド9カ月(大学時交換留学) |
| 職歴 | 日系通信会社(6年) |
| 職務概要 | 国際データ通信の営業→サービス開発&キャリア交渉 |
Why MBA
- 現状(会社)の居心地のよさに対する危機感。
- ビジネスを学ぶことに対する興味と、自分に足りない点(数字など)の補強をしたいと思ったこと。
- 外の世界を見たい、視野を広げたいという単純な好奇心。
- MBAを取得された方々の魅力、彼らの経験談に刺激を受けたこと。
Why Kellogg
私費受験のため、卒業後の就職を考えると、ランキングははずせない要素でした。また、シカゴに近いロケーションも就職活動には便利です。
トップ校の中でもKelloggに惹かれた理由は、自分の興味があるマーケティング科目が圧倒的に充実していたこと、チームオリエンテッドのカルチャーであることです。せっかく世界中から集まった優秀なクラスメイトと学ぶので、強制的にチームに放り込まれるのは、英語でのコミュニケーションスキルを鍛える意味でもよい機会だと思いました。また、説明会で卒業生の方の語る学校がとても魅力的で、満足度の高さを強く感じました。
受験スケジュール
| 2009年1月 | TOEFL1回目 |
|---|---|
| 2009年3-4月 | GMAT Verbal講座受講 |
| 2009年5月 | GMAT1回目 |
| 2009年7-8月 | GMAT Verbal & Math講座受講 |
| 2009年9月 | レジュメ作成・エッセイ執筆開始 |
| 2009年10月 | GMAT2回目 |
| 2009年11月 | R1で2校出願 |
| 2010年1月 | R2でKelloggを含む5校出願 |
| 2010年3月 | Kelloggより合格通知 |
TOEFL
出願スコア:108 (R 29 , L 29 , S 22 , W 28 )
3回受験し、初回のスコアを採用しました。Speakingのスコアが低かったので、独学で克服しようとしましたが、ほとんど勉強せず、結局伸びませんでした。Speakingは一人で勉強するのが難しいので、予備校に行った方がよいかもしれません。
GMAT
出願スコア:720 (M 49, V 40, AWA 5.0 )
2回受験し、2回目のスコアです。日本人ならMathは独学でいける、との噂を信じ、Verbalのみ予備校に通い、Mathは参考書で勉強しただけで受けたら、650 (M44, V36)でした。そこで、8~9月はMathを中心に勉強しました。Mathはオフィシャルガイドでは見たことのないような難しい問題が本番で出るので、予備校に通って色々なパターンを覚えることができた点がよかったです。AWAはいくつかのテンプレートがあるので、使いやすいものを覚えておくと時間を有効に使えます。また、問題のプールはwebに載っているので、一通り見ておくと安心でしょう。AWAは予備校を利用しませんでしたが、何回か書いてみたものを友人に添削してもらいました。
推薦状
各校毎に質問が微妙に異なるため、推薦者のワークロードもかなりのものになります。早めにお願いするのがお勧めです。私費受験の場合、現上司に頼むかどうかで悩むかと思います。私は結局元上司2人にお願いしました。現上司の推薦状がない理由をきちんと説明すれば、特に不利にはならないと思います。
エッセイ
一番苦労しました。エッセイを書き始める前に自分の経験を書き出す、といった作業をおろそかにしたために、年末に一からやり直すことになりました。賛否両論あるかと思いますが、書き直したときは、日本語で書きあげたエッセイを英訳する、という作業を行いました。私も当初は二度手間になると思い、いきなり英語で書いていました。しかし、日本語で書くことで内容が濃く、整理されたものになったのでよかったと思っています。R2の締切ラッシュのときは仕事との両立で相当寝不足になりましたが、幸いKelloggの締切は遅く、最後に集中して仕上げることができました。
インタビュー
日本で卒業生とのインタビューを選択しました。対策としては、インタビュートレーニングを12月に3回、1月に1回受けました。この他に、エッセイカウンセラーとも何度か模擬インタビューを行いました。聞かれることはどの学校も似通っているため、これを聞かれたらこのネタを答える、などある程度の想定問答は準備しました。普通は自己紹介からスタートなので、鏡に向かって何度もスムーズに言えるように練習しました。(勧められた方法です。)但し、文章を暗記する必要はありません。アウトラインだけ覚えて、それで言えるようになれば自然に聞こえます。また、何度もやれば慣れてくるので、できれば第一志望が一回目でないことが理想です。もし一回目になってしまった場合は、異なる人と何度も練習するのがよいと思います。
Kellogg受験に関して
テストスコア・キャリア等バックグラウンドだけでなく、学校へのFitを重視するとよく言われています。Webの情報だけではなかなかわかりにくいので、キャンパスビジットは難しくても、説明会に参加する、卒業生・在校生の話を聞くなど、情報収集の場をできるだけ広げると、エッセイ・インタビューでの回答が準備しやすく、また、説得力も増すと思います。
受験を終えてまわりをみると、トップ校の合格をたくさんもらっている人もいるのですが、一校のみ合格、という人も割といます。なので、「自分に合った学校に受かる」というのも、ある程度は正しいと思われます。
受験生へのメッセージ
アドバイスとしては、テスト(TOEFL,GMAT)を早く終わらせてしまうことかと思います。一校一校について調べて、説明会に出て、エッセイを書いて、という作業はかなり時間がかかり、それだけでも手一杯に近くなります。それから、エッセイ提出後は気が抜けますが、きちんと準備している人は、提出直後からインタビュー対策を始めるそうです。
私費受験は孤独なので、予備校の友人や先生にはとても助けられました。意外と狭いコミュニティですので、ネットワークはとても大切です。私も、そこでの仲間がいることでかなり気が楽になりました。
終わった後に「もっと頑張ればよかった」という後悔のないように、精一杯やりきって下さい!


