Case25:会計士の女性
プロフィール
| コース | MBA(2Y) |
|---|---|
| 性別 | 女性 |
| 学歴 | 2003年 慶應義塾大学経済学部 |
| 海外経験 | なし(旅行程度) |
| 職歴 | 公認会計士受験予備校講師、監査法人、交通会社(計6年) |
Why MBA
MBAを目指したきっかけはたくさんありますが、一言でいうならば、今後世界をリードしていく同世代の仲間と一緒に学び、考え、刺激し合える場に身を置きたいと思ったからです。仕事や職場の仲間に恵まれ、何ら不満のない毎日を送っていましたが、自分をさらに成長させるためには、敢えて全く違った環境に身を置き、今までに触れたことのない考え方に触れ、良い意味でのショックを自分に与えることによって、新しい自分に出会えるのではないかと思い、志しました。
Why Kellogg
進学する学校を選ぶにあたって、学校のカルチャーとのフィット感を重視しました。比較的時間があった時期(実際に受験する1年以上前)に全米をまわり10校のキャンパスビジットを行った結果、以下の理由により第一志望をKelloggに決めました。
①ファミリービジネスに関する研究が盛んであること:KelloggにはThe Center for Family Enterprisesがあり、ファミリービジネスを持つ学生が数多く在籍しています。キャンパスビジットをした際に上記のcenterとfamily business関連のclass visitを行い、そのクオリティの高さに感銘を受けました。
②チームワークを重視した学校であること:Kelloggでは、ほぼすべてのクラスのassignmentがチームベースで課されます。仕事でより責任ある立場に立つためには、高いチームマネジメント能力が必要不可欠であるため、それを実際に経験できる学校という観点で、Kelloggを選びました。
③在校生・卒業生の満足度の高さ:学校選びの段階で、アメリカのトップスクールの在校生、卒業生、合わせて100名以上に会い、お話を伺いましたが、お会いした全員が自分の学校に一点の曇りもなく満足されているのはKelloggしかありませんでした。また、卒業後も日本でビジネスを行っていく私にとって、日本での卒業生のネットワークの強さも重要な要素であり、卒業後も月に一度定期的に集まる場のあるKelloggは大変魅力でした。
受験スケジュール
学校とのフィット感を知るため、またMBAで何が学べて、自分にとってどれほどの価値があるのかをしっかりと見極めた上で受験したかったため、最初にキャンパスビジットを行いました。
| 2008年11月 | Kelloggを含め、東海岸の学校を中心にキャンパスビジットを行う |
|---|---|
| 2009年1月 | TOEFL終了(約10回受験) |
| 2009年3月 | 西海岸の学校を中心にキャンパスビジットを行う |
| 2009年4月 | エッセイを書き始める |
| 2009年7月 | GMAT終了(3回受験) |
| 2009年10月 | 1st roundにて10校出願 |
| 2009年12月 | 2校合格(Kelloggはwaitlist入り。他校はこの時点で辞退。) |
| 2010年2月 | Kelloggに再度キャンパスビジット |
| 2010年3月 | Kellogg合格 |
TOEFL
初めてTOEFLを受験したときの衝撃は今でも忘れません。色んな資格試験にチャレンジしてきましたが、こんな過酷な試験があるのかと思い、少しくじけそうになりました。4時間半にわたるコンピューター試験(しかもかなり環境に左右される)に慣れるためには、良い会場(テストセンター)を確保し、受験をし続けるしか方法がないと思います。私はSpeakingとWritingは比較的早い段階で安定し、Reading とListeningに悩まされました。働きながらの受験は時間の確保が大変ですが、英語力に自信のない方は、こつこつ単語を覚えるなど、早い段階から努力されることをお薦めします。
GMAT
GMATは特殊な試験であるため、評判の良い塾に早い段階で通うことをお薦めします。私はエッセイで勝負したいと思っていたため、結果的に最低限の点数で乗り切りましたが、Kelloggがwaitlist入りしたのは、GMATのスコアが原因だったと思います。皆さんは私を反面教師とし、このようなことのないよう、学校から発表されている80%レンジに入るまでは少なくとも受験を続けていただきたいと思います。
エッセイ
エッセイは自分自身をいかに掘り下げ、それを上手く表現するかにかかっていますので、そのお手伝いをしてくれるエッセイカウンセラー選びが重要な鍵になると思います。どんなカウンセラーがいて、一緒にプロセスを進めてみてどう感じたかを先輩に伺うために、受験の早い段階で各種受験イベントに参加しました。その結果最も評判の良かったカウンセラーにお願いしましたが、それが大正解でした。もし私は彼を選んでいなかったら、最低限のスコアで複数の志望校に合格することはできなかったと思います(出願自体を躊躇していたかもしれません)。カウンセラーは点数とエッセイのクオリティのバランス等を見極め、独自の経験に基づいて最適なアドバイスをしてくれる存在です。皆さんも多くの先輩に話を聞くなどして、納得のできるカウンセラーを選んで下さい。
インタビュー
インタビュー対策は、エッセイカウンセラーとは別にもう一人お願いしました。理由は、私のすべてを知っている方以外に、全く新しい視点でアドバイスを頂きたかったからです。この作戦も功を奏したと感じています。また、アドミッション面接か卒業生面接かによって対策が異なるため、特に最後に必ず聞かれる「Any question?」の内容は多くのパターンを想定して準備をしました。
受験生へのメッセージ
MBAの受験プロセスは、単にスコアを上げれば良いというわけではなく、自分という人間を様々な角度から分析するなど、非常に多くの要素が求められる複雑なものです。ですが、プロセス自体から得られるものも多く、今後の自分の人生をじっくり考える良い機会となります。さらには、受験中にできた友達のバックグラウンドはバラエティに富んでおり、彼ら彼女らと出会えただけでもかなり満足していますし、進学先にかかわらず一生モノの友達になると感じています。どうぞ、受験プロセス自体を楽しむことを忘れず、本当に自分に合う学校をしっかりと見定めて、その学校の出願に全力を注いで下さい。その学校がKelloggであれば、とても嬉しいです。
最後に、私の好きな言葉を贈ります。
「Ask and it will be given to you; seek and you will find; knock and the door will be opened to you.(Matthew 7.7)」
皆さんの合格を心よりお祈りしております。


