Case22:政府系シンクタンク勤務の男性
プロフィール
| コース | MBA(2Y) |
|---|---|
| 性別 | 男性 |
| 学歴 | 慶應義塾大学 総合政策学部 2000年卒、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)2002年修了 |
| 職歴 | 政府系シンクタンク (入学時)6.5年 |
| 職務概要 | グローバルな調査プロジェクトの管理。テーマは主に、米国通商政策、米国企業の国際戦略など。 |
Why MBA
「日本のグローバル化」に貢献するために、各国の若手と切磋琢磨できる環境でビジネスを体系的に学びたいと思ったのが率直な動機です。また、自分が培ってきた、マクロ的な国際関係の理解を基に、よりミクロ的に、国際ビジネスの場で力を付けたいと考えるようになっていました。
Why Kellogg
米国人や世界各国の学生とスクラムを組む。そしてグローバルなチームを率いる力を付けたい ― こうした強い思いがあったため、「チームワーク」を看板に掲げるケロッグに惹かれました。半ば強制的とも言える、人と人との関係から多くが学べると思います。
カリキュラム面では、ビジネスの現場の経験がそれほど深くないこと、また、コンサルティング業界を志望していることなどから、体験型のカリキュラムが充実し、コンサルティング業界への就職率が高いケロッグを選びました。
受験スケジュール
| 2008年2月 | TOEFL終了。 |
|---|---|
| 2008年8月 | GMATの3回目受験。 |
| 2008年10月 | エッセイを詰める。 |
| 2008年12月 | ケロッグ出願(2nd Round)。 |
| 2009年1月 | ケロッグインタビュー(エバンストンのキャンパス)。 |
| 2009年3月 | ケロッグより合格通知! |
TOEFL
出願スコア(iBT):112(L30, R30, S27, W25)
TOEFLはSAIS受験時にスコアを出していたので、特段問題はありませんでした。
GMAT
出願スコア:700(M48, V37, AWA4.5)
680点から700点までスコアを伸ばすのに、2回テストを受ました。試験対策としてはオフィシャルガイドを2回解きました。また、安価だったため、M.R.社のオンライン講座も受けましたが、講義のペースが遅く、また難易度も低かったため、あまり効果を感じませんでした。
GMAT受験は楽しむことができました。SCは英語でビジネス文書を作るときの基礎力。CRはロジカルに物事を考える力。RCは、CR的な力を使いながら、長文の論理構造を把握し、文意をつかむ能力。PSは基礎的な計算力で、DSは問題を解くのに必要な要素を見抜く力。いずれもビジネス・スクールで即使う力です。問題数をこなすなど、GMATの「試験対策」にもっと集中すれば良かったのかもしれませんが、内容が面白かったので、論理学、ロジカルシンキング、文法の参考書を読んだりして回り道をしていました。
エッセイ
エッセイ作成は自分の人生計画を再考する良い機会でした。また、過去を振り返って、これまで行ってきた選択についても改めて考えさせられました。学校などには通わず、オンラインでカウンセラーと数回やり取りしました。
エッセイは受験の中でも最も重要な部分だと思います。なぜケロッグでMBAを目指すのかを、自分が持っている経験や目的、夢など全てを棚卸しして、説得力のある説明をする必要があります。
留意点としては、MBA受験の少なくとも3年前から、仕事やプライベートなどにおいて、エッセイを意識することです。積極的にリーダーシップを発揮し、チームワークに取り組み、問題解決を図る。こうした積み重ねが、エッセイの「ネタ」になるとともに、実際の仕事や生活においても張り合いを生み出します。
インタビュー
インタビューは模擬インタビューを3回行いました。インタビューで聞かれる論点は限られていますので、想定問答を十分に準備できます。PCカメラなどを使って録画しながら、練習を繰り返しました。ポイントは論点を事前に整理し書き留める時は、要点だけにとどめることです。台詞を書き出し全て覚える方法を採ると、実際のインタビューで柔軟に対応できません。
Kellogg受験に関して
受験については、結局それぞれに合ったプログラムに受かるのだと思います。各プログラムの特色を分析して、自分に合うかどうかを良く把握することがカギです。ケロッグに関するキーワードは、ジェネラルマネジメント、チームワーク、リーダーシップ、非都会など。
この他、日本人の数なども考慮すると良いかもしれません。日本での就職を考えるとすれば、母数が多い方が情報量の面で圧倒的に有利です。
受験生へのメッセージ
「MBAも将来のオプションかな」と考え始めてから実際に受験するまで3年を過ごしました。ですので、それほど詰め込んで準備はしてきませんでした。GMATの勉強も断続的にゆっくりやりました。ただ、準備しながらも、それが楽しく感じられたり、仕事で書く英文力が向上したりといろいろな面で良い影響がありました。また、仕事も、エッセイをある程度意識して積極的、戦略的に取り組んだため、面白い結果が残せたと思います。短期決戦も一つの試験の受け方ですが、中長期的に取り組むのも良いと思います。頑張ってください。

