Case6:日系インフラ会社勤務の男性
プロフィール
| コース | MBA(2Y) |
|---|---|
| 性別 | 男性 |
| 学歴 | 東京大学工学部卒業、東京大学大学院新領域創成科学研究科卒業 |
| 海外経験 | なし |
| 職歴 | 東京ガス 5年 |
| 職務概要 | 営業の技術支援。 |
Why MBA
社内でのキャリアチェンジのためです。以前は国内の顧客に対する営業支援を実施していましたが、原料調達や海外の上流、下流事業に対する投資などを行っている部門に興味があり、そこに行くステップとしてMBAがありました。エンジニアバックグランウドであったため、経営全般の知識が乏しくそこを強化したかったことと、海外での経験が公私ともに少なく、国際的な環境の中でのコミュニケーションスキルやネゴシエーションスキルを磨きたかったのでMBAが適していると考えました。
Why Kellogg
Why MBAに書きましたが、目的が経営全般の知識とインターナショナルな環境におけるソフトスキルの向上であったのでゼネラルマネジメントに強く、グループワーク&学生主体のカルチャーを持つケロッグが自分には最適でした。またキャンパスビジット時の印象が非常によかったことと、アラムナイネットワークの強さに魅力を感じました。実際に入学してみて、自分の持っていた印象がどれも間違っていなかったと感じています。
受験スケジュール
| 2009年10月 | 社内選考に受かるTOEFLの勉強開始 |
|---|---|
| 2010年5月 | GMAT勉強開始 |
| 2010年8月 | TOEFL受験を終了(諦め?) |
| 2010年9月 | ESSAY準備開始 |
| 2010年12月 | GMAT受験を終了(諦め?) |
| 2011年1月 | 2nd Roundに出願、日本にてアラムナイ面接 |
| 2011年2月 | キャンパスビジット実施 |
| 2010年3月末 | Kellogg合格!! |
TOEFL
出願スコア: 103点(R29 , L26 , S20 , W28 )
TOEFLが最も苦労しました。もちろんGMATも大変でしたが、それ以上に精神的にきつかったのがTOEFLです。8月までに20回以上受けましたが、時間的に余裕がなくなった時点で打ち止めしました。基本的に独学で進めたのが時間のかかった要因かもしれません。
GMAT
出願スコア: 690点(M50 , V33 , AWA4.5 )
GMATに関してはSCだけ予備校に通いました。結果的には700点を超えず悩みましたが、これも時期的に余裕がなくなったため打ち止めとしました。今までの人生経験上、TOEFL、GMATともにスコアは足切りライン、それ以上に重要なのは面接とエッセイ!という信念を持っていましたので、まぁ不安ではありましたが、終了としました。ただしスコアが高いに越したことはないとは思いますが…。
推薦状
推薦状は会社の上司にお願いしました。推薦状は自分のエッセイを上手く補完するものであると効果的なため、私の場合は依頼したのち、書く内容について事前に打合せをする機会を設けました。特に偉い人、地位の高い人に固執する必要はありません。自分の仕事ぶりをよく理解し、評価してくれる方を選ぶことの方が重要です。
エッセイ
エッセイに本格的に取りかかったのは9月に入ってからです。カナダのカウンセラーを利用して基本的な質問に対する回答を初めに準備し、それをもとに各スクールに応じてアレンジしていきました。重要なのは自分がどういう人物であるかをしっかり考え伝えることだと思います。業績と考えるとその事象の大小を基準に考えてしまいがちですが、実際のところは”どんなでかいことをやったか?”よりも色々な岐路において”どんな選択をしてきたか”、それは“どんな理由からだったのか”を考え自分というパーソナリティをしっかり考え伝えることに重点を置くとよいと思います。また、どんな方に会ってどんな印象を受けたか、どんな授業を受けたいかなど具体的な名前をしっかり織り込んで現実感を出すことがポイントです。
インタビュー
インタビューの練習を始めたのは10月に入ってからですが、対策にはかなり時間を割きました。具体的にはカウンセラーと週に一回、馴染みの英会話の先生と週に一回、オンライン英会話でMBA等の面接対策をやっているサイトに登録し空いてる日にちはそれで埋めるという感じで面接直前はほぼ毎日面接の練習をしていました。時間は30分程度から1時間程度ですので、各回の負荷はそれほど重くならずとにかく英語での面接慣れることを心掛けました。そのおかげもあってか出願したスクールのうち面接を受けたところはどれも合格したので、やはりアドミッションプロセスにおけるインタビューの占める割合はかなり大きいと感じました。ケロッグでの面接は日本でアラムナイ面接を選択しました。
Kellogg受験に関して
受験時はそんなことを考えている余裕があまりなかったのですが、合格し、入学してから考えてみるとKellogg受験とはKelloggの持つ信念や、描くリーダー像への相性を試されている受験だったと思います。これは多くの方が言っているし言葉としては表層的であまりしっくりこないですが、確かだと思います。この相性をどうやって判断するかですが、どれだけKelloggに関わる人たちに会い、ディープな情報を聞き出すか?その人たちの共通点や考え方はどのようなものか?それが自分に合っているか?を考えることが必要です。その上でもし自分に合っていると思ったらそれをアピールしてください。
受験生へのメッセージ
MBAは受験中も入学後も常に自分の限界との戦いです。人それぞれだとは思いますが、少なくても自分にとっては追いつめられた状況の中で如何に自分の力を発揮していくかを考えていくという、体力的、精神的にかなりきついプロセスでもあります。それを乗り越えるためにはやはり何故自分がMBAを志願しているのかということと、その後のゴールを明確にしておくことが重要です。辛く落ち込むことも多いと思いますが、MBAに挑戦しようとしているその気概、モチベーション、それ自体が十分に誇れるものです。前を向いて気持ちを高めて頑張ってください。

